ザック・ウォルターズ

ザカリー・B・ウォルターズ：ユーティリティプレイヤーとして活躍した元プロ野球選手

ザカリー・B・ウォルターズ（Zachary B. Walters、1989年9月5日 - ）は、アメリカ合衆国ワイオミング州シャイアン出身の元プロ野球選手です。右投両打で、ユーティリティプレーヤーとして複数のポジションをこなしました。

プロ入りからメジャー昇格まで

2010年のMLBドラフトで、ウォルターズはアリゾナ・ダイヤモンドバックスから9巡目（全体271位）で指名を受け、プロとしてのキャリアをスタートさせました。2011年には、ジェイソン・マーキーとのトレードでワシントン・ナショナルズへ移籍。

2013年9月3日、ついにメジャー初昇格を果たし、9月6日のマイアミ・マーリンズ戦でメジャーデビューを飾りました。この試合で、ホセ・フェルナンデスから初安打を記録しています。

インディアンス、ドジャース時代

2014年7月31日、アズドルバル・カブレラとのトレードでクリーブランド・インディアンスへ移籍。ナショナルズでは32試合で3本塁打だったのに対し、インディアンス移籍後は30試合で7本塁打を放つなど、長打力を発揮しました。しかし、2014年シーズンの打率は.181にとどまりました。

2015年は12試合の出場に終わり、打率.133と不振にあえぎました。2016年4月3日にDFAとなると、4月10日に金銭トレードでロサンゼルス・ドジャースへ移籍。しかし、8月14日に戦力外となり、翌15日に自由契約となりました。

その後

2017年2月1日、シンシナティ・レッズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加しましたが、5月19日に自由契約。その後、独立リーグであるアメリカン・アソシエーションのカンザスシティ・ティーボーンズでプレーし、打率.347、6本塁打、20打点と好成績を残しました。

2017年6月15日には、カンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結び、AA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズへ配属されましたが、同年オフにFAとなりました。2018年は再びアメリカン・アソシエーションのカンザスシティ・ティーボーンズに復帰し、その後セントポール・セインツへ移籍。シーズン終了後に退団し、現役を引退しました。

プレースタイル

ウォルターズは、内外野をこなせるユーティリティプレーヤーとして、チームに貢献しました。メジャーリーグでは目立った成績は残せなかったものの、マイナーリーグや独立リーグではその才能を発揮し、活躍しました。

年度別打撃成績

(省略)

背番号

4（2013年 - 2014年途中）
6（2014年途中 - 2015年）
* 48（2016年）

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