ザンゼンジ
ザンゼンジ
ザンゼンジは、2015年12月19日に解散したお笑いコンビで、プロダクション人力舎に所属して活動していました。メンバーは三福英敬（ボケ担当）と武田裕司（ツッコミ担当）の2人で、彼らの個性を活かしたネタ作りとコントが高く評価されていました。
メンバーのプロフィール
三福 英敬（みふく ひでたか）
主にボケを担当する三福は、低音で通る声が特徴で、ライブやテレビでのナレーションもこなしていました。趣味には映画鑑賞やカラオケがあり、特技は演歌。実家は鰹節工場を営んでおり、4人兄妹の長男です。ナルシストであり、自称西島秀俊似と語ることもありました。
武田 裕司（たけだ ゆうじ）
ツッコミ担当の武田は、大阪経済法科大学を卒業。元々は大阪NSC27期生で、実家が貧乏というネタを披露することが多く、周囲から貧乏キャラとして親しまれていました。趣味としては、動物図鑑やオカルトに興味があり、特技はバスケットボールや釣りです。
コンビ名の由来
「ザンゼンジ」というコンビ名は、三福が考案した造語で、「暫時」と「漸次」を組み合わせたものです。両者の漫才のスタイルは、しばらくマイクの前に立ち続けるという漫才の特徴を反映しています。コンビ結成当初、三福が武田にこの名前を提案したそうですが、武田の外見が印象的であったため、時折「ザンゼンジじゃない方」と呼ばれることもありました。
活動と成績
ザンゼンジは、2008年にJCAプロモーションに所属し、2010年には人力舎で活動を開始しました。2012年には三福が山川水産加工業協同組合から「かつおぶし大使」に任命されるなど、地域に根ざした活動も行いました。また、彼らは2013年と2015年のキングオブ[[コント]]で準決勝に進出するなど、お笑い界での存在感を示しました。
彼らの主な芸風はコントであり、「13」や「声変わり」、「タクシー」といったユニークなネタがありました。特に、コミカルな動きや驚いた表情で観客を楽しませる武田のパフォーマンスが際立っていました。コントの中でツッコミとボケの役割を曖昧にしたり、逆転させたりすることで、独自のスタイルを確立しました。
解散後の活動
ザンゼンジは2015年12月に解散を発表した後、それぞれピン芸人として活動を続けます。三福は「三福エンターテイメント」という名で、武田は小野大樹と共に「キズナ」を結成しました。彼らの解散後も、個々のスタイルやユニークなキャラクターで観客を笑わせ続けています。彼らの歩みが今後も、さらなる成功に繋がることを期待したいです。
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