ザ・ヒットステージ

『ザ・ヒットステージ』の概要

『ザ・ヒットステージ』は、1983年4月3日から1984年3月25日までTBS系列で放送された音楽番組で、全49回のエピソードが制作されました。番組の放送は毎週日曜日の12:00から12:55まで行われました。これは、当時バラエティ番組が放送されていた枠を音楽番組として新たにスタートしたもので、多くの音楽ファンから注目を浴びました。

番組の進行とスタイル

初期のころは、愛川欽也が司会を務め、ホールでの公開収録が行われていました。彼の独特の司会進行は多くの視聴者に好評でしたが、番組は小堺一機にバトンタッチされることになります。小堺が司会を引き継いでからは、スタジオでの公開収録に方針が変わりました。この変更により、彼の生活空間を模した設定の部屋でゲストを招き入れ、リラックスした雰囲気の中で音楽トークを楽しむスタイルが確立されました。

こうした形での進行は、視聴者に新たな楽しみを提供し、音楽とエンターテインメントを融合させたユニークな体験を生み出しました。

司会・アシスタントおよび制作スタッフ

• - 司会者

- 愛川欽也（1983年4月3日 - 1983年6月26日）
- 小堺一機（1983年7月3日 - 1984年3月25日）

• - アシスタント

- 成清加奈子（1983年7月3日 - 1984年3月25日）

• - 制作スタッフ

制作を担当したのは青柳脩で、プロデューサーには神保泰宏、演出には小松敬と西依正博、構成には奥山侊伸、沢口義明、保富康午が関わりました。また、演奏は岡本章生とゲイスターズが担当し、その音楽的なバックアップが番組を彩りました。

ネット局の情報

この番組は、フジテレビ系列とのクロスネット局だったテレビ山口での放送も行われ、特に福島県においては、福島テレビが番組開始前にTBS系列とのクロスネットを解消したにも関わらず、番組開始の1983年9月までは、福島テレビがそのまま同時ネットを続けていました。しかしその後、テレビユー福島が予定よりも遅れて開局したため、1983年12月からようやくこの局でも番組が放送されるようになりました。

『ザ・ヒットステージ』は、音楽ファンに向けて多くの魅力を届けた番組であり、個性的な司会者やゲストのトークが楽しめた有意義な時間を提供しました。独特のスタイルと進行方法は、視聴者に新たな音楽鑑賞の形を示し、多くの思い出を生み出しました。

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