ザ・ベビーシッター

ザ・ベビーシッター

『ザ・ベビーシッター』（原題: The Babysitter）は、2017年にNetflixで配信されたアメリカのコメディホラー映画です。監督はマックG、主演はサマラ・ウィーヴィングとジュダ・ルイスが務め、予測不能なストーリーと過激な描写で話題を呼びました。2020年には続編『ザ・ベビーシッター キラークイーン』も配信されています。

あらすじ

12歳の少年コール・ジョンソンは、近所のいじめっ子ジェレミーに困らされていました。しかし、ベビーシッターのビーがジェレミーを撃退してくれたことで、コールはビーに全幅の信頼を寄せていました。ある夜、コールの両親は夫婦で外出することになり、いつものようにビーがベビーシッターとしてやってきます。しかし、コールはビーが寝た後に何をしているのか気になり、真相を突き止めようとある計画を実行します。

寝たふりをしてビーを油断させたコールは、こっそりと彼女の様子を伺います。そこで彼が目にしたのは、想像を絶する光景でした。ビーは友人たちを集め、「真実か挑戦か」ゲームを始めたかと思うと、突然、友人の頭にナイフを突き刺したのです。他の参加者たちは血を集め始め、それは悪魔崇拝の儀式であることが判明します。恐怖に震えながらも、コールは警察に通報し、脱出の準備を始めますが、ビーに見つかってしまいます。

ビーたちはコールを尋問しますが、彼は「科学実験だ」とごまかされます。そこに警察が到着するも、ビーたちによって殺害されてしまいます。混乱の中、コールは逃げ出し、次々と襲い来るビーの仲間たちを、機転と勇気で撃退していきます。隣に住む幼馴染のメラニーの家に逃げ込むも、ビーが追いかけてきます。コールはメラニーに警察を呼ぶように頼み、再び家に戻り、ビーとの最終決戦に挑みます。

ビーは悪魔との契約について語り、コールを仲間に誘いますが、彼は書物に火を放ち、儀式を阻止しようとします。メラニーの父親の車を奪い、炎を消そうとするビーに突っ込むコール。瀕死のビーと対峙する中、ついに警察と消防車が到着します。事件後、コールは両親に「もうベビーシッターは要らない」と告げます。しかし、消防官が家を捜索していると、なんとビーが再び姿を現し、襲い掛かってくるのでした。

キャスト

コール・ジョンソン: ジュダ・ルイス
ビー: サマラ・ウィーヴィング
メラニー: エミリー・アリン・リンド
コールの母親: レスリー・ビブ
コールの父親: ケン・マリーノ
マックス: ロビー・アメル
ソーニャ: ハナ・メイ・リー
アリソン: ベラ・ソーン
ジョン: アンドリュー・バチェラー

制作

本作は、2014年にブラックリストにランクインしたブライアン・ダフィールドの脚本を基に制作されました。マックGが監督を務め、2015年10月に主要撮影が開始されました。2016年12月には、Netflixが配給権を獲得しています。

評価

映画批評サイトRotten Tomatoesでは、批評家支持率71%を獲得しています。

外部リンク

ザ・ベビーシッター - Netflix
The Babysitter - IMDb
The Babysitter - Rotten Tomatoes

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