シェリー・バーキン

シェリー・バーキン（Sherry Birkin）

シェリー・バーキンは、カプコンの人気ホラーゲーム『バイオハザード』シリーズに登場する架空のキャラクターです。彼女は物語の中心的な役割を果たし、様々な作品に登場しています。初めて登場したのは『バイオハザード2』であり、以降、リメイク版の『バイオハザード RE:2』や『バイオハザード6』などでも重要なキャラクターとして描かれています。

登場作品

シェリーは以下の作品に登場します：

- 『バイオハザード2』
- 『バイオハザード RE:2』
- 『バイオハザード6』
- 『バイオハザードダークサイド・クロニクルズ』
- 『バイオハザードオペレーション・ラクーンシティ』
- 『バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』

公式プロフィール

年齢

- バイオハザード2での年齢は12歳（1998年時点）
- バイオハザード6では26歳（2012年12月時点）、27歳（2013年6月時点）

人物関係

シェリーはウィリアム・バーキンとアネット・バーキンの一人娘です。父はアンブレラ社の研究員であり、彼が開発した「t-ウイルス」と「G-ウイルス」の影響で、シェリーは幼い頃から孤独な生活を送りました。両親は仕事に追われ、家を空けることが多かったため、彼女は心の支えを必要としていました。

シェリーはレオン・S・ケネディやクレア・レッドフィールドと深い絆を結びます。特にクレアとは、彼女の救助を受けた後も強い友情を育みました。また、シェリーはレオンにも手を差し伸べ、共に危機に立ち向かう姿勢を見せます。更に、シェリーは過去の守られた生活に対するコンプレックスを抱きつつ、困っている人に対しては助けを惜しまない一面を持っています。

ストーリー

バイオハザード2

物語は、ラクーンシティが混乱する前夜から始まります。シェリーは母アネットの指示を受けて警察署（R.P.D.）に避難しますが、到着した時には署は既に無残な状態に。そこで彼女はクレアとレオンに出会い、彼らに助けられる形で脱出を試みます。しかしその途中で気を失い、父のウィリアムによってG生物化され、体内に危険な胚を植え付けられてしまいます。

奇跡的に意識を取り戻すも、シェリーは急速に衰弱していきます。彼女を助けたいアネットは、クレアにワクチンの製造を託け、必死に脱出を試みます。最終的にはクレア、レオンらと共にラクーンシティから脱出することができますが、シェリーはその後、埋め込まれたGの影響で監視下に置かれ、孤独な生活を強いられました。

バイオハザード RE:2

リメイク版では、シェリーは再度クレアに保護されますが、アイアンズ所長に拉致されます。彼女は必死に逃げようとしますが、父のG化した姿を見るという恐ろしい経験をします。アネットの指示で助けられた後、再び危機に直面し、最終的にはクレアによって救出されますが、G-ウイルスに感染して衰弱した状態のシェリーが描かれています。

バイオハザード6

シェリーは約15年後に再登場します。この間、彼女はG-ウイルスの影響で体が老化しなくなり、政府の監視下に置かれていました。彼女は特別な血を持つ男性、ジェイク・ミューラーを保護する任務に送り込まれ、共に様々な困難を乗り越えることになります。

シェリーの成長は目覚ましく、彼女はクレアやレオンと共にバイオテロと戦う決意を固めます。彼女の経験から得た成長が、仲間たちとの絆を更に深めていくこととなります。

シェリー・バーキンの声を担当した人物

シェリーの声は複数の声優によって演じられています。日本語版ではリサ・ヤマナカ、エリザ・プライヤーなどが担当しており、フランス語版、英語版でも様々な声優が彼女を演じました。特に『バイオハザード RE:2』は人気があり、シェリーのキャラクターが新たに再評価されるきっかけとなりました。

その他

シェリーという名前は、フォー・シーズンズの楽曲『Sherry』に由来しています。彼女は『バイオハザード』シリーズの中で成長し続けるキャラクターであり、様々な困難を乗り越えながら彼女自身の物語を紡いでいます。

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