バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ

バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ

『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』は、カプコンとSlant Six Gamesが開発したサードパーソン・シューティングゲームです。このタイトルは、名作『バイオハザード2』と『バイオハザード3 LAST ESCAPE』の間に位置するifストーリーとして位置付けられています。プレイヤーは、ラクーンシティで進行するバイオハザードの現場を体験し、アンブレラ社の視点から物語が展開します。

概要

ゲーム内の舞台は、ミサイルによる爆撃が迫るラクーンシティ。プレイヤーは、アンブレラ社の特殊部隊「ウルフパック」として行動し、クリーチャーや敵勢の兵士と戦うことになります。激しい銃撃戦が繰り広げられる中、プレイヤーは自身の役割を果たしながら壮大なストーリーを体験します。なお、本作は各キャラクターの選択によって異なる展開が楽しめるパラレルワールドとして設計されています。さらに、限定のダウンロードコンテンツとして、店舗別に配布されたウェポンパックも話題となりました。

ゲームシステム

本作では、シングルプレイモードの他に、最大4人で楽しむ協力プレイのco-opモードや、最大8人まで参加できるマルチプレイモードを搭載しています。人気キャラクターを使った「HEROES」モードもあり、その中で日本語吹き替えにも対応しています。ゲーム内では新たなアクションが追加され、「ダッシュ」や「滑り込み」、敵に対する体術などが可能になっています。また、これらの機能は続編の『バイオハザード6』にも受け継がれています。

Co-opモード

このモードでは、キャンペーンのco-opを選択し、最大4人の仲間と共にミッションに挑むことができます。協力し合って敵を倒し、目的を達成するためにはチームワークが不可欠です。

マルチプレイモード

最大8人で楽しめるマルチプレイモードでは、同じマップで他プレイヤーと競い合ったり、協力して敵を排除することが求められます。

登場キャラクター

本作には「ウルフパック」と呼ばれるアンブレラ社の特殊部隊の隊員たちが登場します。

• - ルポ (Lupo): 部隊長で突撃兵。フランス出身で、高精度射撃の技術を持つ。
• - ベルトウェイ (Beltway): 工作兵で、プエルトリコ出身。爆発物に特化した能力を持つ。
• - フォーアイズ (Four-Eyes): 日系アメリカ人のBC兵。ウイルス研究に強い関心を持つ。
• - バーサ (Bertha): 衛生兵で、米国人。医療技術を駆使するが、まるでサイコパス的。
• - ベクター (Vector): 偵察兵で、日本人。潜入和暗殺の能力を持つ。

他にも多彩なキャラクターが登場し、それぞれに独自のスキルがあり、戦略的なプレイが可能です。

敵キャラクター

敵としては、一般的な兵士やゾンビ、そして新たに開発されたクリーチャーが登場します。クリムゾンヘッドやリッカーなど、名作シリーズでお馴染みの敵がバリエーション豊かにて登場し、プレイヤーを襲います。

開発背景

このゲームのアイデアは、前作『ロスト プラネット 2』の開発時に生まれました。2010年にはSlant Six Gamesがこのゲームの開発を噂され、さらに多くのプロモーションや報道でゲームの内容が徐々に明らかにされていきました。

まとめ

『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』は、アンブレラ社の視点で進む新たな物語を楽しむことができる、魅力的なホラーシューティングゲームです。多彩なキャラクターや多様なプレイスタイル、さらにリアルな戦闘体験がプレイヤーを惹きつける要素となっており、シリーズに新たな風を吹き込む作品となっています。

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