シェーン・レイノルズ

リチャード・シェーン・レイノルズは、1968年3月26日生まれ、アメリカ合衆国ルイジアナ州出身の元プロ野球選手です。ポジションは投手で、右投右打でした。

経歴

レイノルズは、1989年のMLBドラフトでヒューストン・アストロズから3巡目指名を受け、プロ入りを果たしました。1992年7月20日にメジャーデビューし、ピッツバーグ・パイレーツ戦で初登板しました。

1994年からは先発ローテーションに定着し、1996年からは5年連続で開幕投手を務めるなど、アストロズのエースとして活躍しました。1996年には16勝を挙げ、ナショナルリーグ5位の成績を収めました。また、204奪三振を記録し、その実力を示しました。1998年には自己最多となる19勝をマークし、リーグ2位となりました。奪三振も209を記録し、リーグ4位となりました。

2001年には通算100勝を達成しました。これはアストロズの選手としては、ノーラン・ライアン以来の快挙でした。

その後、2003年にアトランタ・ブレーブス、2004年にはアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍し、現役を引退しました。

引退後

引退後は、2013年から母校であるワシタ・クリスチャン高等学校で野球部のコーチ補佐を務め、後進の指導にあたっています。

投球スタイル

レイノルズは、速球とスプリッターを軸に、打者の弱点を丁寧に突くクレバーな投球が持ち味でした。制球力も高く、1999年には231.1回を投げてわずか37四球しか与えませんでした。

記録

MLBオールスターゲーム選出：1回（2000年）

背番号

38（1992年）
* 37（1993年 - 2004年）

レイノルズは、アストロズ黄金期を支えた名投手として、今もなお多くのファンに記憶されています。

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