シオネ・ラベマイ

シオネ・ラベマイは、1994年5月8日生まれのトンガ出身のラグビーユニオン選手です。現在は、ジャパンラグビーリーグワンに所属する東京サントリーサンゴリアスで活躍しています。ポジションはロック(LO)とフランカー(FL)を兼任し、190cm、120kgという恵まれた体格を活かしたパワフルなプレーが持ち味です。ニックネームは「シオネ」として親しまれています。

ラグビーを始めたのは9歳の時。トンガでラグビーに触れ、その魅力に惹きつけられました。その後、セントビーズカレッジを経て、日本の拓殖大学に進学。大学ではラグビー部に所属し、2017年には主将を務め、チームを牽引しました。大学卒業後の2019年には、東芝ブレイブルーパス（現・東芝ブレイブルーパス東京）に加入し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

2020年1月12日、ジャパンラグビートップリーグのサントリーサンゴリアス戦で公式戦初出場を果たしました。この試合での活躍が認められ、以降、チームの中心選手として活躍しました。また、2021年には15人制女子日本代表の江渕まこと選手と結婚。公私ともに充実した日々を送っています。

2022年6月18日には、リポビタンDチャレンジカップ2022のウルグアイ戦で、念願の日本代表初キャップを獲得。途中出場ながらも、その存在感を示し、今後の活躍が期待されています。しかし、同年7月1日には東芝ブレイブルーパスを退団。その後、7月26日にNTTラグビーチームの再編により発足した浦安D-Rocksへの加入が発表されました。そして、2023年からは東京サントリーサンゴリアスに移籍し、新たな挑戦を続けています。

シオネ・ラベマイは、その高い運動能力と献身的なプレーで、チームに大きく貢献しています。ロックとしてのセットプレーでの強さ、フランカーとしてのフィールドプレーでの機動力、どちらも高いレベルでこなすことができる貴重な選手です。また、人柄も明るく、チームのムードメーカーとしても活躍しています。

彼のこれまでのキャリアを振り返ると、常に新しい環境に挑戦し、成長を続けていることがわかります。トンガから日本へ、そして大学、社会人チーム、代表チームと、様々なステージで経験を積み、選手として大きく成長してきました。東京サントリーサンゴリアスでの今後の活躍がますます期待されています。

関連チームとして、拓殖大学ラグビー部、東芝ブレイブルーパス東京、浦安D-Rocks、そして現在の東京サントリーサンゴリアスがあります。これらのチームでの活躍が、シオネ・ラベマイというラグビー選手を形作ってきました。

シオネ・ラベマイは、トンガと日本、両国の架け橋となるような存在として、今後のラグビー界を盛り上げていくことでしょう。

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