ジャイブ株式会社の概要
ジャイブ株式
会社(英: JIVE Ltd.)は、日本を拠点とする
出版社で、創業当初は玩具メーカーであるタカラ(現・
タカラトミー)の系列
企業として設立されました。ジャイブは、主にキャラクターに基づいたコンテンツを扱っており、特にゲームや漫画、雑誌など幅広い媒体を通じてユーザーに届けてきました。
設立の背景と初期の活動
ジャイブ株式
会社は、タカラが有する多様なキャラクター資産を活用し、特に『ラグナロクオンライン』などの人気オンラインゲームに関連するコンテンツの発行に注力しました。また、タカラグループが保有していたブロッコリーの作品、例えば『ギャラクシーエンジェル』や『
デ・ジ・キャラット』などを基にした雑誌や漫画、小説も手掛けていました。さらに、アメリカンコミックや
テーブルトークRPGの刊行も行い、国内外で多様なファン層を獲得していました。
2006年4月、
ポプラ社が
タカラトミーからジャイブの全株式を取得し、同社の子
会社となりました。この変革により、ジャイブは新たな方向性を模索し、さらなる成長が期待されることとなりました。
2019年8月30日には、ジャイブ株式
会社の一部事業を新社であるジャイブ株式
会社(新社)に承継するとともに、従来のジャイブ株式
会社はジャイブネクスト株式
会社へと名称を変更しました。その後、株式
会社メディアドゥホールディングスが
ポプラ社からジャイブ(新社)の全株式を取得しましたが、ジャイブネクストは2020年1月に
ポプラ社に吸収合併され、解散を迎えました。
新たな展開
2019年9月、ジャイブ株式
会社(新社)は株式
会社宙出版からネクスト編集部を譲受し、12月には「ネクストF」レーベルによる新刊の刊行を開始しました。また、2024年4月23日には少女まんがレーベル「ネクストF」をリニューアルし、「ネクストf Lian」という女性向けコミックレーベルを創刊します。
さらに、2024年の後半においては紙書籍の流通を除く出版事業を株式
会社エブリスタに譲渡する予定です。これにより、ジャイブは新たな時代へと進むことになります。
ジャイブの出版物
ジャイブは、以下のようなまんがアプリやコミックレーベルを展開しています。
- - ネクストf Lian(まんがアプリ)
- - ネクストFコミックス
過去には、月刊コミックラッシュ(2004年から2011年)、コミック
デ・ジ・キャラット(後のコミデジ)、CAST-PRIX PREMIUMなどの雑誌を刊行していました。さらに、書籍やコミックスとしてもintegral(旧・ジャイブTRPGシリーズ)、カラフル文庫、JIVE AMERICAN COMICS、ピュアフル文庫など、多岐にわたる作品を手がけています。最近では、「このBLがやばい!」などの人気タイトルもリリースし、注目を浴びています。
外部リンク
このように、ジャイブ株式
会社は長い歴史を持ち、様々なメディアとコンテンツを通じて日本の出版界に影響を与えてきた
企業です。