シャドルー

秘密結社シャドルー：悪の組織の全貌

シャドルーは、カプコンの格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズに登場する、世界征服を企む謎多き秘密結社です。その活動は兵器売買、麻薬取引、誘拐、要人暗殺など多岐にわたり、まさに「悪の巣窟」と呼ぶにふさわしい存在です。本拠地はタイにあり、総帥であるベガを中心に、組織は強大な力を持っています。

組織の概要

シャドルーは、その影響力を世界中に拡大しており、政府や地方議会といった行政機関をも牛耳るほどです。米軍とも癒着しているなど、その規模は一国に匹敵すると言えるでしょう。組織のロゴは翼の付いた髑髏で、これはベガの帽子にも使用されており、シャドルーの象徴となっています。

構成員の補充

シャドルーは、様々な手段で組織の構成員を増やしています。

洗脳: 世界各地で誘拐した民間人を洗脳し、組織の兵士として利用します。
勧誘: 格闘家を勧誘し、傘下に加えようとします。失敗した場合は、洗脳・改造を施し、戦力として利用します。
クローン: クローン技術を用いて、戦闘能力の高い兵士を大量に生み出します。
志願者: ごく稀に、自ら志願する者もいますが、ベガの目に留まることは稀です。

また、ベガ直属の親衛隊（Dolls）が存在し、彼女たちは高い戦闘能力を有しています。

シャドルーの科学力と軍事力

シャドルーは、空中要塞や巨大ロボット、人工衛星などを所有しており、その科学力と軍事力は一国を凌駕します。主な資金源は麻薬であり、世界各国に巨大な麻薬シンジケートを築いています。麻薬の中には、幻覚作用だけでなく、洗脳効果や肉体強化のような副作用を持つものまで存在します。

ストリートファイターシリーズにおけるシャドルー

ストリートファイターZERO: シャドルーの秘密基地はまだ完成しておらず、ベガは世界征服のための人材探しを行っています。
ストリートファイターIV: 一度は壊滅したかに見えましたが、ベガは代替ボディを媒介に復活し、シャドルー残党を率いて再び表舞台に姿を現します。
* ストリートファイターV: シャドルーが最も技術力を持っており、地上には飛行場、施設内には研究施設が存在します。F.A.N.Gが考案した「チェインズ計画」による本格的な世界征服が始まります。

シャドルーの知名度

「秘密結社」と銘打たれていますが、アンダーグラウンドな世界では広く知られています。インターポールやアメリカ軍内部でも重要な犯罪組織としてマークされています。しかし、一般市民にはその存在はあまり知られていません。

関連組織

シャドルーには、S.I.N.社などの関連組織が存在します。S.I.N.社はシャドルーの兵器開発部門を担当する軍事企業で、CEOはセスです。

チェインズ計画

『ストV』でF.A.N.Gが指揮官を務める計画です。世界中のハッカーを誘拐し、巨大な球体「黒い月」を作らせ、負の感情をサイコパワーの糧とします。

シャドルーの終焉

最終的に、チェインズ計画は阻止され、ベガの消滅と共に基地は爆破、シャドルーは完全に壊滅しました。

登場キャラクター

シャドルーには、ベガ、サガット、バルログ、バイソン、F.A.N.Gなどの四天王をはじめ、数多くの魅力的なキャラクターが登場します。彼らの詳細については、それぞれの項目を参照してください。

シャドルーは、ストリートファイターシリーズにおいて、物語を彩る重要な要素です。その存在は、主人公たちの戦う理由となり、シリーズ全体を盛り上げています。

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