シュテッテン・アム・アウアーベルク

シュテッテン・アム・アウアーベルクは、ドイツ連邦共和国バイエルン州、オストアルゴイ郡に属する町です。シュテッテン・アム・アウアーベルク行政共同体の本部所在地でもあります。

地理

アルゴイ地方に位置し、東にはアウアーベルク（標高1055m）、西にはゲルトナハ川沿いのシュテッテン高層湿原が広がります。ゲルトナハ川はヴェルタハ川の支流で、過去の洪水被害を受け、1912年に河川改修が行われました。かつて集落の西に大きな湖を形成していましたが、1798年以降に干拓されました。

自治体の構成

公式には27の地区から構成されています。

歴史

1314年に「Steten auf dem Urberc」として初めて記録に登場しました。かつてはアウクスブルク司教領に属し、1803年の帝国代表者会議主要決議によってバイエルン領となりました。1818年のバイエルンの行政改革に伴い、現在の自治体が成立しました。1978年にはレッテンバッハ・アム・アウアーベルクが合併しましたが、その後の交渉により分離。1990年に両者は行政共同体を設立しました。

人口推移

1970年: 1,851人
1987年: 1,748人
2000年: 1,897人

行政

現在の町長はラルフ・グルーベ氏（Allgem. Wählerschaft所属）です。2014年にヨアヒム・エルンスト氏の後任として就任しました。シュテッテンは、シュヴァーベンとオーバーバイエルンの行政管区の境を越えた自治体の枠組みである「アウアーベルクラント」に加盟しています。

紋章

頂部は赤地に銀の波線、その下は銀地で、緑の三峰の山に先端がクローバー型の十字、その両側に直立した黒い雄牛の角が描かれています。

経済と社会資本

交通:

連邦道B16号線沿いに位置し、マルクトオーバードルフとフュッセンを結んでいます。1899年から1973年までマルクトオーバードルフとレヒブルックを結ぶローカル鉄道が運行しており、町内にはシュテッテンとシュタインバッハに駅がありました。現在、その軌道跡は自転車道として整備されています。

教育:

町内には国民学校が1校あります。

ゆかりの人物

ペーター・アロイス・グラッツ（1769年 - 1849年）: カトリックの聖書学者

参考文献

Franz Griesmann (Verf.); Gemeinde Stötten am Auerberg (Hrsg.): Heimat-Chronik der Gemeinde Stötten a. Auerberg, Stötten a. Auerberg, 1990
Hansjörg Küster; Birgit Gehlen: Vom Werden einer Kulturlandschaft: vegetationsgeschichtliche Studien am Auerberg, Südbayern, Weinheim: VCH, Acta Humaniora, 1988 ISBN 3-527-17532-6
* Günter Ulbert; Werner Zanier; Christof Flügel: Der Auerberg, (Münchner Beiträge zur Vor- und Frühgeschichte, 45), München: Beck'sche Verlagsbuchhandlung, 1994

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