ショッピングプラザ again

ショッピングプラザ again について

ショッピングプラザ again（ショッピングプラザ・アゲイン）は、長野県長野市に位置していた商業施設です。長年、地域のファッションの発信地として親しまれていましたが、2022年に閉館しました。ここでは、その概要、歴史、テナント、アクセスについて詳しく解説します。

概要

ショッピングプラザ againは、長崎屋長野店が移転した後の建物を再活用する形で1998年10月に開業しました。当初は暫定的な位置づけで、若者向けのチャレンジショップなどが中心でしたが、長野市の中心街である中央通りに面しているという好立地から、ファッションビルとして定着しました。

しかし、築50年を超える建物の老朽化に加え、インターネット通販の普及による売上減少の影響を受け、2022年に営業を終了しました。againの土地と建物を含む約4,200平方メートルの敷地は、2019年頃から東京建物と穴吹興産が取得していますが、閉館時点で具体的な再開発計画は発表されていません。

なお、入居していたテナントの一つであるアニメイトは、againに移転する前に出店していた近隣のファッションビル「C-one」へ再出店しています。

歴史

ショッピングプラザ againの歴史は、1970年に地元商店が共同で建設したセブンビルに長崎屋長野店が開店したことに始まります。その後、長崎屋が移転した後の建物を改装し、1998年にショッピングプラザ againとして新たなスタートを切りました。以下に、主な沿革をまとめます。

1970年11月19日：地元商店が共同でセブンビルを建設し、長崎屋長野店を誘致し開業。
1998年1月25日：長崎屋長野店が移転のため閉店。一部テナントは営業を継続。
1998年10月31日：長崎屋撤退後のビルを改装し、ショッピングプラザ againとして開業。運営は日東都市開発。
2007年10月1日：運営会社が合併により、三菱商事都市開発となる。
2013年1月1日：運営会社が株式会社アゲインとなる。
2019年9月30日：東京建物が全所有権を取得。
2021年8月22日：CLUB JUNK BOXが移転のため閉店。
2022年7月18日：閉館。

テナント

ショッピングプラザ againには、ファッション、雑貨、飲食店など、様々なジャンルのテナントが入居していました。特に、若者向けのブランドやアニメ関連のショップが人気を集めていました。詳細は不明ですが、アニメイトがC-oneへ再出店したことからも、その傾向が伺えます。

営業時間と駐車場

営業時間は、CLUB JUNK BOXを除き、10:30から19:30まででした。提携駐車場としては、セブンパーキング（66台）、南石堂商店街駐車場（133台）、TOiGOパーキング（430台）がありました。1店舗あたり税別2,000円以上の買い物をすると、1時間分の駐車料金が無料になるサービスが提供されていました。

アクセス

ショッピングプラザ againは、長野駅からのアクセスも良く、以下の交通手段で訪れることができました。

JR、しなの鉄道、長野電鉄 長野駅から徒歩5分
アルピコ交通（川中島バス）、長電バス 「かるかや山前」下車

関連情報

公式ウェブサイト
X（旧Twitter）：@again_nagano
* Facebook：shopping.plaza.again


ショッピングプラザ againは、長野市の中心街にあり、多くの人に利用されていました。閉館は残念ですが、その歴史は地域の記憶に残るでしょう。

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