シーディー・ラム

シーディー・ラム：ダラス・カウボーイズを牽引する若きスターレシーバー

シーディー・ラム（CeeDee Lamb）は、1999年4月8日生まれ、ルイジアナ州出身のアメリカンフットボール選手です。現在はNFLのダラス・カウボーイズでワイドレシーバーとして活躍しています。

生い立ちと高校時代

ラムはルイジアナ州で生まれましたが、2005年のハリケーン・カトリーナの影響でテキサス州ヒューストンへ避難。その後、リッチモンドのジョン&ランドルフ・フォスター高校に進学し、フットボール部で才能を開花させました。高校時代には、2年生で1,082ヤード、11タッチダウンを記録。3年生時には、2,032ヤード、33タッチダウンという驚異的な数字を残し、テキサス州の年間最優秀選手に選ばれました。

大学時代：オクラホマ大学での活躍

ラムはオクラホマ大学に進学し、1年目からQBベイカー・メイフィールドのメインターゲットとして活躍。46レシーブ、807ヤード、7タッチダウンを記録し、フレッシュマンオールアメリカンに選出されました。2年生時には、QBカイラー・マレーのターゲットとして1,158ヤード、11タッチダウンを記録。3年生時には、QBジェイレン・ハーツのターゲットとして1,327ヤード、14タッチダウンを記録し、オールアメリカンファーストチームに選出。大学No.1レシーバーに与えられるビレトニコフ賞のファイナリストにも選ばれました。3年間の大学キャリアで、ラムは数々の記録を塗り替え、カレッジフットボール界を代表するレシーバーとして名を馳せました。

NFL入り：ダラス・カウボーイズでの躍進

2020年のNFLドラフトで、ラムはダラス・カウボーイズから1巡目（全体17位）で指名を受けました。1年目から先発に定着し、74レシーブ、935ヤード、5タッチダウンを記録。2021年には、1,102ヤードを獲得し、プロボウルにも選出されました。2022年シーズンも主力として活躍し、カウボーイズの攻撃陣を牽引しています。

2023年シーズンには、第10週のジャイアンツ戦でNFL史上初の3試合連続10レシーブ以上、150レシーブ獲得ヤードを達成。さらに、第17週のライオンズ戦では、13レシーブ、227ヤードを記録し、マイケル・アービンの持つチーム記録を更新しました。

シーディー・ラムは、卓越した身体能力と高いスキルを持ち合わせた、将来有望なワイドレシーバーです。カウボーイズの攻撃陣において欠かせない存在であり、今後の活躍が期待されています。

ポジション: ワイドレシーバー
所属チーム: ダラス・カウボーイズ
出身大学: オクラホマ大学
主な実績: プロボウル選出 (2021), オールアメリカン (2019)

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