ジェイコブ・アマヤ

ジェイコブ・カルロス・アマヤ（Jacob Carlos Amaya, 1998年9月3日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡エルモンテ出身のプロ野球選手（内野手）。右投右打。MLBのシカゴ・ホワイトソックスに所属しています。

経歴

プロ入りとドジャース傘下時代

2017年のMLBドラフト11巡目（全体340位）でロサンゼルス・ドジャースから指名され、プロのキャリアをスタートさせました。当初、契約しない場合はカリフォルニア大学アーバイン校への進学を予定していましたが、ドジャースとの契約を選択。傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ドジャースでプロデビューを果たし、34試合に出場、打率.254、2本塁打、14打点、4盗塁を記録しました。

2018年には、ルーキー級オグデン・ラプターズとA級グレートレイクス・ルーンズでプレー。2チーム合計で59試合に出場し、打率.311、4本塁打、29打点、14盗塁と、着実に成長の跡を見せました。

2019年は、A級グレートレイクスとA+級ランチョクカモンガ・クエークスでプレーし、2チーム合計で124試合に出場。打率.260、7本塁打、71打点、5盗塁の成績を残しました。

2020年は、COVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されず、公式戦への出場機会はありませんでした。

2021年はAA級タルサ・ドリラーズでプレーし、113試合に出場。打率.216、12本塁打、47打点、5盗塁を記録しました。オフには、アリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグスに所属。11月19日には、ルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐため、40人枠入りを果たしました。

マーリンズ時代

2023年1月11日、ミゲル・ロハスとのトレードでマイアミ・マーリンズへ移籍。マイナーオプションにより傘下のAAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプへ配属されました。6月17日にメジャー初昇格を果たし、翌18日のワシントン・ナショナルズ戦に「9番・三塁手」でメジャーデビュー。この試合でメジャー初安打と初打点を記録しました。この年、メジャーでは4試合に出場し、打率.222、2打点、1盗塁を記録しましたが、2024年4月2日にDFAとなりました。

アストロズ時代

2024年4月6日、バレンテ・ベロゾとのトレードでヒューストン・アストロズへ移籍。しかし、メジャーでの出場は1試合（5月7日のニューヨーク・ヤンキース戦に二塁手として途中出場、1打席無安打）にとどまり、傘下のAAA級シュガーランド・スペースカウボーイズで73試合に出場、打率.223、5本塁打、32打点、6盗塁を記録後、8月24日にDFAとなりました。

ホワイトソックス時代

2024年8月26日にウェイバー公示を経てシカゴ・ホワイトソックスへ移籍し、翌日アクティブ・ロースター入り。2球団合計で24試合に出場し、打率.176、12安打、3打点の成績を残しました。2025年1月8日にはジョシュ・ロハス獲得に伴いDFAとなり、その後ボルチモア・オリオールズへ移籍するも、再びDFAを経て、2月3日にホワイトソックスへ復帰しました。

選手としての特徴

打者としては、長打力よりも二塁打を多く放つタイプの中距離ヒッターと評価されています。守備面では、遊撃手を本職としながらも、二塁手や三塁手もこなせるユーティリティ性も持ち合わせています。

年度別打撃成績

(2024年度シーズン終了時)

年度別守備成績

(2024年度シーズン終了時)

背番号

67（2023年）
15（2024年5月7日）
* 18（2024年8月30日 - 同年終了）

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