ジェイコブ・スタリングス

ジェイコブ・ダニエル・スタリングス（Jacob Daniel Stallings, 1989年12月22日 - ）は、アメリカ合衆国カンザス州ローレンス出身のプロ野球選手（捕手）。右投右打で、MLBのコロラド・ロッキーズに所属しています。

経歴

プロ入り前

2011年のMLBドラフトでシンシナティ・レッズから42巡目（全体1285位）で指名を受けましたが、この時は入団しませんでした。

プロ入りとパイレーツ時代

2012年のMLBドラフトでピッツバーグ・パイレーツから7巡目（全体226位）で指名され、プロ入りを果たします。同年、A-級ステート・カレッジ・スパイクスでプロデビュー。AA級アルトゥーナ・カーブでもプレーし、2球団合計で67試合に出場、打率.233、1本塁打、30打点、2盗塁を記録しました。

2013年はA+級ブレイデントン・マローダーズで78試合に出場し、打率.219、6本塁打、23打点、1盗塁を記録。

2014年もA+級ブレイデントンでプレーし、68試合に出場、打率.241、4本塁打、30打点、1盗塁を記録しました。

2015年はAA級アルトゥーナで74試合に出場し、打率.275、3本塁打、32打点、4盗塁を記録しています。

2016年はAAA級インディアナポリス・インディアンスで開幕を迎え、6月19日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入り。同日のシカゴ・カブス戦で「8番・捕手」として先発出場し、メジャーデビューを果たしました（4打数無安打）。この年はメジャーで5試合に出場し、打率.400、2打点を記録しました。

2017年は5試合に出場し、打率.357、3打点を記録しました。

2018年は14試合に出場、打率.216、5打点を記録。

2019年5月17日にマイナー契約でAAA級インディアナポリスへ配属されますが、5月26日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入り。この年はメジャーで71試合に出場し、打率.262、6本塁打、13打点を記録しました。

2020年は42試合に出場し、打率.248、3本塁打、18打点を記録。

2021年は112試合に出場し、打率.246、8本塁打、53打点を記録。守備面ではゴールドグラブ賞に輝きました。

マーリンズ時代

2021年11月29日にカイル・ニコラス、コナー・スコット、ザック・トンプソンとのトレードで、マイアミ・マーリンズへ移籍。

2023年オフの11月17日にノンテンダーFAとなりました。

ロッキーズ時代

2024年1月5日にコロラド・ロッキーズと1年契約を結び、現在に至ります。

家族

父親のケビン・ストーリングズは大学バスケットボールでヘッドコーチを務めています。

プレースタイル

優れたキャッチング技術と、投手との連携を重視するインテリジェンス溢れるプレースタイルが特徴です。2021年にはゴールドグラブ賞を受賞するなど、守備における貢献度が非常に高い選手です。

詳細情報

年度別打撃成績
年度別投手成績
年度別守備成績
表彰
ゴールドグラブ賞（捕手部門）：1回（2021年）
背番号
58（2016年 - 2023年）
25（2024年 - ）

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