ジェイコブ・メイ

ジェイコブ・アレクサンダー・メイ：メジャーリーグを目指す俊足巧打の野球一家サラブレッド

ジェイコブ・アレクサンダー・メイ（Jacob Alexander May, 1992年1月23日 - ）は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ウィリアムズポート出身のプロ野球選手です。現在はシカゴ・ホワイトソックス傘下に所属し、外野手として活躍しています。

野球一家のDNA

ジェイコブ・メイは、まさに野球一家に育ちました。祖父は元メジャーリーガーのリー・メイ、叔父も同じく元メジャーリーガーのカルロス・メイという、輝かしい血筋を受け継いでいます。幼い頃から野球に触れ、その才能を開花させていきました。

プロ入りとマイナーリーグでの活躍

2013年のMLBドラフトで、シカゴ・ホワイトソックスから3巡目（全体91位）という高い評価を受け指名され、プロ入りを果たしました。ルーキー級、A級と順調にステップアップし、着実に実績を積み重ねていきました。

オーストラリアン・ベースボールリーグ（ABL）ではシドニー・ブルーソックスに所属し、45試合に出場。打率.269、4本塁打、17盗塁を記録するなど、その俊足と巧打をアピールしました。

2015年にはAA級バーミングハム・バロンズで、98試合に出場し、打率.275、37盗塁を記録。サウス・アトランティックリーグ・オールスターゲームにも選出されるなど、着実に成長を遂げました。

WBSCプレミア12アメリカ合衆国代表

2015年オフには、第1回WBSCプレミア12のアメリカ合衆国代表に選出され、国際舞台も経験しました。決勝では韓国に敗れ準優勝に終わりましたが、貴重な経験を積みました。

メジャーデビューと苦難

2017年、ジェイコブ・メイはついにメジャーリーグの舞台に立ちました。4月4日のデトロイト・タイガースとの開幕戦に「9番・中堅手」で先発出場を果たし、メジャーデビューを飾りました。しかし、その後は不振が続き、故障にも悩まされるなど、苦難のシーズンとなりました。

再起をかけて

2018年以降はメジャーでの出場機会を得られず、AAA級でのプレーが続いています。しかし、ジェイコブ・メイは諦めていません。再びメジャーの舞台に立ち、その才能を開花させるべく、日々努力を重ねています。

プレースタイル

ジェイコブ・メイは、俊足と高い守備力を誇る外野手です。打撃では、広角に打ち分ける器用さを持っています。走攻守三拍子揃った、将来が期待される選手です。

今後の活躍に期待

苦しい時期を乗り越え、再びメジャーの舞台で活躍する日を夢見て、ジェイコブ・メイは進化を続けています。彼の今後の活躍から目が離せません。

年度別打撃成績
(2017年シーズン終了時)

記録
MiLB
サウス・アトランティックリーグ・オールスターゲーム選出：1回 (2015年)

背番号
32 (2017年)

代表歴
2015 WBSCプレミア12 アメリカ合衆国代表

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