ジェイデン・アイビー

ジェイデン・エドワード・ダナンジェイ・アイビー（Jaden Edward Dhananjay Ivey , 2002年2月13日 - ）は、アメリカ合衆国インディアナ州サウスベンド出身のプロバスケットボール選手。NBAのデトロイト・ピストンズに所属しており、ポジションはシューティングガードです。

経歴

ハイスクール

中学校まではバスケットボールの他に、アメリカンフットボール、野球、サッカー、空手など様々なスポーツを経験していましたが、高校入学後はバスケットボールに専念しました。その才能は早くから注目を集め、主要サイトから4つ星評価を受け、名門パデュー大学へ進学しました。

カレッジ

1年目の2020-21シーズンは、足の怪我により5試合を欠場しました。NCAAトーナメント1回戦では北テキサス大学と対戦し、シーズンハイとなる26得点を記録しましたが、チームは惜しくも敗れました。このシーズンは23試合に出場し、平均11.1得点・3.3リバウンド・1.9アシストの成績を記録、ビッグ・テン・カンファレンスのオールフレッシュマンチームに選出されました。

2年目の2021-22シーズンは、前年から平均得点を大幅に向上させ、チームのエースとして目覚ましい活躍を見せました。その活躍が認められ、NCAAオールアメリカンのコンセンサスセカンドチームに選出されるなど、カレッジバスケ界で確固たる地位を築きました。チームは東部地区第3シードとしてNCAAトーナメントに出場しましたが、3回戦で第15シードのセントピーターズ大学に敗れ、惜しくも敗退となりました。シーズン終了後には代理人と契約し、2022年のNBAドラフトへのアーリーエントリーを表明し、大学を離れプロの世界へ挑戦することを決意しました。

デトロイト・ピストンズ

2022年6月23日に行われたNBAドラフトにて、1巡目全体5位という高評価でデトロイト・ピストンズから指名を受けました。同年7月2日にはピストンズとの契約に正式に合意し、プロバスケットボール選手としてのキャリアをスタートさせました。10月19日のオーランド・マジック戦でNBAデビューを飾り、19得点、3リバウンド、4アシストを記録。チームも113-109で勝利し、鮮烈なデビューを飾りました。2023年3月27日のミルウォーキー・バックス戦では、シーズンハイとなる32得点を記録しましたが、チームは117-126で敗れました。2024年2月7日のサクラメント・キングス戦では、キャリアハイとなる37得点を記録し、6リバウンド、7アシストもマーク。チームは133-120で勝利しました。

家族

母親のニール・アイビーは元WNBA選手で、現在はノートルダム大学の女子バスケットボールチームでヘッドコーチを務めています。父親のジャビン・ハンター、祖父のジェームズ・ハンターはいずれも元NFL選手という、スポーツ一家に育ちました。

個人成績

NBA

レギュラーシーズン

カレッジ

脚注

外部リンク

Purdue Boilermakers bio
USA Basketball bio

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