ジェイレン・サッグス

ジェイレン・ラション・サッグスについて

ジェイレン・ラション・サッグス（Jalen Rashon Suggs）は、2001年6月3日生まれ、アメリカ合衆国ミネソタ州セントポール出身のプロバスケットボール選手。
NBAのオーランド・マジックに所属し、ポジションは主にシューティングガードとポイントガードをこなします。

生い立ちとハイスクール時代

サッグスは幼少の頃からバスケットボールに親しみ、父親のラリーの指導のもと、様々なバスケキャンプに参加しました。

ミネハハ・アカデミーに進学後は、1年生からその才能を発揮。
チームを州大会で3連覇に導くなど、目覚ましい活躍を見せました。
最終学年では、新型コロナウイルスの影響でシーズンが打ち切りとなるも、マクドナルド・オール・アメリカンなどに選出されるなど、高い評価を受けました。
また、バスケットボールと並行してアメリカンフットボールもプレーしており、クォーターバックとしても高い能力を示していました。

大学時代

数々の強豪大学からの誘いを受ける中、サッグスはゴンザガ大学への進学を決断。

2020-21シーズンには、NCAAデビュー戦で24得点を記録し、その実力を証明しました。
シーズンを通してチームを牽引し、NCAAトーナメントでは、UCLAとの準決勝で劇的なブザービーターを決め、チームを決勝に導きました。

決勝ではベイラー大学に敗れたものの、サッグスはチーム最多の22得点を記録。
シーズン終了後、2021年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明しました。

NBAキャリア

2021年のNBAドラフトでは、オーランド・マジックから全体5位で指名を受け、プロのキャリアをスタートさせました。

ルーキーシーズンには、怪我による離脱もありましたが、2022-23シーズンにはシカゴ・ブルズ戦で決勝点となる3ポイントシュートを決め、チームを勝利に導きました。

2024年1月5日のデンバー・ナゲッツ戦ではキャリアハイとなる27得点を記録。
このシーズンはNBAオールディフェンシブセカンドチームに選出され、マジックのプレーオフ進出に大きく貢献しました。

人物

サッグスは、元NBA選手のエディー・ジョーンズや元NFL選手のテレル・サッグス、NBA選手のタイリース・ハリバートンと親戚関係にあります。

2021年にはアディダスとシューズ契約を結び、また、ルイジアナ州立大学の女子バスケットボールチームに所属するヘイリー・バン・リスと交際しています。

プレースタイルと評価

サッグスは、高い身体能力と優れたバスケットボールIQを武器に、得点、アシスト、ディフェンスとオールラウンドに活躍できる選手です。
特に、そのディフェンス力は高く評価されており、NBAオールディフェンシブセカンドチームに選出された実績も持っています。

マジックでは、将来を担う中心選手として期待されており、今後の成長が楽しみな選手の一人です。

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