ジェイ・トリアーノ

ハワード・ジェームズ・トリアーノ：カナダバスケットボール界の重鎮

ハワード・ジェームズ・トリアーノ（Howard James Triano、1958年9月21日生まれ）は、カナダ・オンタリオ州ティルソンバーグ出身のバスケットボール指導者。
現在はカナダ代表のヘッドコーチとシャーロット・ホーネッツのアシスタントコーチを兼任し、多岐にわたる活躍を見せています。

選手時代

サイモンフレーザー大学在学中の1978年からカナダ代表としてプレー。
1981年のNBAドラフトでロサンゼルス・レイカーズから179位で指名を受けるも、トレーニングキャンプで解雇という憂き目に遭います。
その後は地元カナダのマイナーリーグやメキシコ、トルコのフェネルバフチェ・ユルケルなどでプレーしましたが、NBAの舞台に立つことは叶いませんでした。

コーチ歴

1988年、30歳で選手生活に区切りをつけ、コーチとしてのキャリアをスタートさせます。
母校であるサイモンフレーザー大学のヘッドコーチを1995年まで務め、指導者としての基礎を築きました。

2002年にはトロント・ラプターズのアシスタントコーチに就任し、NBAの世界へ。
2008年12月4日、当時のヘッドコーチであったサム・ミッチェルの解任に伴い、ヘッドコーチに昇格します。
カナダ人としては初のNBAヘッドコーチとして注目を集めましたが、チームの成績は振るわず、2010-11シーズン終了後に退任。
その後はフロントに転身し、球団副社長を務めました。

2012年8月17日、ポートランド・トレイルブレイザーズのアシスタントコーチに就任。
デイミアン・リラード、C・J・マッカラム、メイヤーズ・レナードら若手選手の育成に尽力し、チームの成長に貢献しました。

2016年5月18日、フェニックス・サンズのアソシエイトコーチに就任。
2017年10月22日には、アール・ワトソンヘッドコーチの解任を受け、暫定ヘッドコーチに昇格しています。

代表コーチ歴

1998年にカナダ代表のヘッドコーチに就任し、2000年のシドニーオリンピック出場に導き7位入賞を果たしました。
2004年に一度解任されるも、北京オリンピックではアメリカ代表のアシスタントコーチとして金メダル獲得に貢献。
2012年からは再びカナダ代表のヘッドコーチを務め、チームを牽引しています。


ハワード・ジェームズ・トリアーノは、選手、コーチとして長年にわたりバスケットボール界に貢献してきた人物です。
その経験と知識を活かし、今後ますますの活躍が期待されています。

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