ジェフ・ブラム

ジェフリー・エドワード・ブラム（Geoffrey Edward Blum）は、1973年4月26日、カリフォルニア州レッドウッドシティ生まれのアメリカ合衆国の元プロ野球選手です。内野手として活躍し、右投両打でした。

経歴

1994年のMLBドラフトで、モントリオール・エクスポズから2巡目指名を受け入団し、1999年8月9日にメジャーデビューを果たしました。

2002年3月12日には、クリス・トゥルービーとのトレードでヒューストン・アストロズへ移籍。さらに2003年12月14日、ブランドン・バッキーとのトレードでタンパベイ・デビルレイズへ活躍の場を移します。しかし、デビルレイズでは2004年に打率.215、8本塁打、35打点と、2000年以降で最低の成績に終わりました。

2004年12月9日、サンディエゴ・パドレスと契約。2005年シーズン途中の7月31日に、マイナー選手とのトレードでシカゴ・ホワイトソックスへ移籍しました。ホワイトソックスでは自身初のプレーオフを経験し、アストロズとのワールドシリーズでは、第3戦の延長14回にソロ本塁打を放ち、チームを7対5で勝利に導きました。ホワイトソックスは、そのまま4連勝で88年ぶりのワールドチャンピオンに輝きました。

2006年から2007年にかけて再びパドレスでプレーし、2007年11月20日にはアストロズと1年110万ドル、2年目の2009年は球団オプションという契約に合意。2008年には、自己最高の14本塁打・53打点を記録しました。契約には、打席数が250を上回ると2009年の125万ドルのオプションが行使されるという条項があり、ブラムの打席数は356だったためオプションが行使され、2009年もアストロズでプレーすることになりました。

2012年、アリゾナ・ダイヤモンドバックスを最後に現役を引退。引退後は、アストロズの球団専属解説者を務めています。

詳細情報

ジェフ・ブラムは、堅実な守備と勝負強い打撃でチームに貢献した内野手でした。特に、2005年のワールドシリーズでの本塁打は、ホワイトソックスファンにとって忘れられない瞬間となっています。引退後は解説者として、その豊富な経験と知識を活かし、野球界に貢献しています。

背番号

50（1999年）
11（2000年 - 2001年、2004年 - 同年途中）
* 27（2002年 - 2003年、2004年途中 - 2012年）

もう一度検索