ジェレミー・タイラー (バスケットボール)

ジェレミー・タイラー（Jeremy Miles Tyler、1991年6月21日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ出身のプロバスケットボール選手です。彼はbjリーグ（日本プロバスケットボールリーグ）を経由してNBAドラフトで指名された初の選手として知られています。

プロ入りまでの道のり

サンディエゴ高校在学中、タイラーはその卓越した才能から「スーパー高校生」と称されるほどの活躍を見せました。数々の有名大学からの誘いがあったにもかかわらず、彼は高校を中退し、プロの道を選択。イスラエルのマッカビ・ハイファとプロ契約を結びました。

bjリーグでの挑戦

2010年のNBAドラフトでの指名が有力視されていたタイラーは、同年、日本のbjリーグに活躍の場を求め、東京アパッチに入団しました。33試合に出場し、1試合平均15.4分の出場で、フィールドゴール成功率51.7%、平均9.9得点、6.4リバウンドという成績を記録しました。

NBAでのキャリア

2011年のNBAドラフトにおいて、タイラーは2巡目（全体39番目）でシャーロット・ボブキャッツから指名を受けました。その後、交渉権がゴールデンステート・ウォリアーズに譲渡され、入団を果たしました。

2012-13シーズン途中、2013年2月にトレードでアトランタ・ホークスに移籍しました。

2013-14シーズンはニューヨーク・ニックスで17試合に出場し、1月28日のボストン・セルティックス戦でキャリアハイとなる17得点を記録しました。しかし、シーズン終了後にサクラメント・キングスに放出され、その後解雇されました。

海外リーグでのプレー

2014-15シーズン開幕前には、ロサンゼルス・レイカーズのトレーニングキャンプに参加しましたが、解雇され、直後に中国の山西ドラゴンズと契約しました。2015-16シーズン開幕前もヒューストン・ロケッツのトレーニングキャンプに参加しましたが、再び解雇され、再び中国に渡り、福建スタージョンズと契約しました。

ジェレミー・タイラーは、その才能と挑戦精神で、様々なリーグで活躍した選手です。

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