ジェロミー・バーニッツ

ジェロミー・ニール・バーニッツ（Jeromy Neal Burnitz, 1969年4月15日 - ）は、かつてメジャーリーグで活躍した外野手です。1990年にニューヨーク・メッツと契約してプロ入りし、2007年に引退するまでの14年間、持ち前の強打と強肩で多くのファンを魅了しました。

プロ入りとメジャーデビュー

1990年、バーニッツはニューヨーク・メッツと契約し、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。そして1993年6月21日、ついにメジャーデビューを果たします。しかし、メッツでの出場機会は限られ、1994年12月には、ポール・バードら3選手とのトレードで、ジョー・ロアと共にクリーブランド・インディアンスへ移籍することになりました。

ミルウォーキー・ブリュワーズ時代

1996年8月、バーニッツはケビン・サイツァーとのトレードで、ミルウォーキー・ブリュワーズへ移籍します。ブリュワーズでは、背番号20を背負い、中心選手として活躍しました。長打力を発揮し、チームの得点力向上に大きく貢献。ファンからの人気も高く、バーニッツの名前はブリュワーズの歴史に刻まれました。

複数球団を渡り歩く

2002年1月、バーニッツはレニー・ハリスらとのトレードで、古巣メッツへ復帰。しかし、2003年7月には、ビクトル・ディアスらとのトレードで、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍するなど、その後はコロラド・ロッキーズ、シカゴ・カブス、ピッツバーグ・パイレーツと、多くの球団を渡り歩きました。

カブス時代の2005年には、サミー・ソーサの後釜として右翼手を務め、24本塁打、87打点を記録。パイレーツ時代の2006年は、本拠地PNCパークの特性からジェイソン・ベイの擁護役として期待されましたが、打率.230、16本塁打、49打点と、期待に応えることはできませんでした。

引退と選手としての特徴

2007年3月、バーニッツは現役引退を表明し、14年間のプロ野球選手生活に終止符を打ちました。40本塁打以上を記録したシーズンはありませんでしたが、35本塁打以上を2度、100打点以上を4度記録するなど、長打力と勝負強さを兼ね備えた打者でした。また、守備範囲が広く、強肩であることも特徴でした。

年度別打撃成績と背番号

バーニッツの年度別打撃成績は、MLB公式サイトなどで確認できます。また、各球団での背番号は以下の通りです。
1993年 - 1994年：5
1995年：23
1996年 - 2003年途中：20
2003年途中 - 同年終了：21
2004年：35
2005年 - 2006年：3

ジェロミー・バーニッツは、記憶に残る強打者として、多くの野球ファンの心に刻まれています。

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