ジェームズ・ウォード＝プラウズ

ジェームズ・ウォード＝プラウズは、1994年11月1日にイングランドのポーツマスで生まれたサッカー選手です。卓越したプレースキックの技術を持ち、特にフリーキックの精度は世界トップクラスと評価されています。現在はノッティンガム・フォレストFCに所属し、イングランド代表としても活躍しています。

プロとしてのキャリア

ウォード＝プラウズは、2003年にサウサンプトンFCのユースチームに入団し、キャリアをスタートさせました。2011年10月25日、フットボールリーグカップのクリスタル・パレスFC戦でプロデビューを果たしました。2012年1月7日には、FAカップのコヴェントリー・シティ戦でプロ初ゴールを記録しました。その後、2012年の夏にトップチームへと昇格し、18歳の誕生日直後にはクラブと5年間のプロ契約を結びました。

2013-14シーズンにはプレミアリーグで34試合に出場し、着実に経験を積みました。2015年1月にはクラブと5年半の契約を新たに結び、クラブからの信頼の厚さを示しました。2015-16シーズンには公式戦38試合に出場し、その活躍はチームに不可欠なものとなりました。2016-17シーズンは公式戦43試合に出場し、4得点を記録しました。2018-19シーズンには、ホームでのトッテナム・ホットスパー戦でフリーキックを決め、チームの勝利に大きく貢献しました。このシーズンにはプレミアリーグで7ゴールを挙げています。

ウォード＝プラウズのフリーキックの精度は非常に高く、2023年2月時点でプレミアリーグ通算17回の直接フリーキックゴールを記録しています。これは、デイビッド・ベッカムの18回に次ぐ歴代2位の記録です。これは、彼のプレースキックの能力が世界的に見ても非常に高いレベルにあることを示しています。

2023年8月14日、ウォード＝プラウズはウェストハム・ユナイテッドFCに移籍し、2027年6月までの4年契約を締結しました。しかし、2024年8月31日には、ノッティンガム・フォレストFCにレンタル移籍することになりました。

代表としてのキャリア

ウォード＝プラウズは、イングランド代表としても各年代で活躍してきました。2012年9月にはU-19イングランド代表に選出され、2013年3月のU-19トルコ代表との親善試合ではキャプテンを務めました。2013年にはFIFA U-20ワールドカップにも出場しました。2015年にはUEFA U-21欧州選手権2015に出場しましたが、グループリーグで2敗を喫しています。

2017年3月18日には、2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選を戦うA代表に初招集されました。これは、彼の長年の努力と成長が認められた証と言えるでしょう。ウォード＝プラウズは、代表チームでも持ち前のプレースキックの精度を武器に、チームの勝利に貢献しています。

プレースタイル

ウォード＝プラウズの最大の特長は、その正確無比なプレースキックです。特にフリーキックの精度は非常に高く、ゴールから遠い位置からでも直接ゴールを狙える力を持っています。また、中盤でのボールコントロールやパスの精度も高く、ゲームを組み立てる能力にも長けています。豊富な運動量でピッチを駆け回り、攻守にわたってチームに貢献できる選手です。

まとめ

ジェームズ・ウォード＝プラウズは、サウサンプトンで長年活躍し、そのプレースキックの精度で多くの人々を魅了してきた選手です。各年代の代表を経験し、現在はノッティンガム・フォレストFCで活躍しています。彼の今後の活躍にも大いに期待されます。

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