ジェームズ・フランシス・ブッチェリ(James Francis Buccheri、
1968年11月12日 - )は、
アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市
ブルックリン区出身の元
プロ野球選手です。ポジションは
外野手で、右投右打でした。
経歴
マイナー時代
1988年、MLBドラフト24巡目(全体619位)で
オークランド・アスレチックスから指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。当初はA-級のサザン・オレゴン・アスレチックスでプレーしました。
1989年にはA級のマディソン・マスキーズでプレーし、着実にステップアップしました。
1990年にはA+級のモデスト・アスレチックスとAA級のハンツビル・スターズでプレーし、更なる成長を見せました。
1991年も引き続きハンツビルでプレーし、経験を積みました。
1992年にはA+級のリノ・シルバーソックスでプレーした後、AA級ハンツビルに復帰。その後、AAA級のタコマ・タイガースに昇格しました。
1993年はAAA級タコマとA+級モデストでプレーしました。
1994年もAAA級タコマでプレーしました。
1995年、モントリオール・エクスポズに移籍し、AAA級のオタワ・リンクスでプレーしました。
1996年もAAA級オタワでプレーしました。
1997年、エクスポズを退団後、メキシカンリーグのメキシコシティー・タイガースに入団。その後、タンパベイ・デビルレイズに移籍し、A+級のセントピーターバーグ・デビルレイズでプレーしました。
1998年はAAA級の
ダーラム・ブルズでプレーしました。
1999年、
ニューヨーク・メッツに移籍。AA級のビンガムトン・メッツでプレーした後、タンパベイ・デビルレイズに復帰し、AA級のオーランド・レイズとAAA級のダーラムでプレーしました。
2000年はAAA級ダーラムでプレーし、この年を最後に一度引退しました。
2002年、セリエAの
リミニ・ベースボールクラブで現役復帰を果たしました。
2004年には、アテネオリンピックに
イタリア代表として出場しました。
2005年に行われた
ヨーロッパ野球選手権大会でも
イタリア代表に選出されました。
2006年には、
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の
イタリア代表にも選出され、国際舞台で活躍しました。
2007年、5年間プレーしたリミニを離れ、
T&Aサンマリノに移籍しました。
2010年には、ダネッシ・カフェ・ネットゥーノに移籍しました。
2012年には、モンテパスキ・オリオールズ・グロセットに移籍しました。
2013年には、テレマーケット・リミニに復帰しました。
長きにわたるキャリアの中で、ブッチェリ選手はアメリカ国内だけでなく、
イタリアなど国際的な舞台でもその才能を発揮し、野球界に貢献しました。俊足巧打の
外野手として、多くのファンに記憶される選手です。