ジェームズ・ヤングハズバンド

ジェームズ・ヤングハズバンド： フィリピンサッカー界の英雄

ジェームズ・ジョセフ・プランタション・ヤングハズバンド（James Joseph Placer Plantacion Younghusband、1986年9月4日 - ）は、イングランドとフィリピンにルーツを持つ元プロサッカー選手です。主にMFまたはFWとして活躍し、フィリピン代表としても長きにわたり貢献しました。

クラブキャリア

イングランド時代：チェルシーFCでの育成

1997年、10歳でチェルシーFCのユースアカデミーに入団。奨学生として才能を磨き、リザーブチームやユースチームで経験を積みました。その後、イングランド国内の複数のクラブを渡り歩き、2008年にチェルシーFCとの契約満了を機に、活躍の場をフィリピンへと移します。

フィリピンでの挑戦

サン・ベダFC

2011年、弟のフィリップと共にフィリピンサッカー連盟男子クラブ杯に出場するため、サン・ベダFCに加入。しかし、グローバルFCとの初戦は0-3で敗北。2戦目ではフリーキックで得点を挙げ2-0としますが、合計スコア2-3で敗退しました。

ロヨラ・メラルコ・スパークスFC

その後、兄弟揃ってロヨラ・メラルコ・スパークスFC（後にロヨラ・アギラFCに改名）に3年契約で加入。2011-12シーズンのUFLカップでは、ラウンド16でスンケン・ガーデン・ユナイテッドFC戦で初得点を記録し、チームは14-0で圧勝。準決勝のカヤFC戦でも得点を挙げましたが、決勝ではフィリピン・エアフォースFCに0-2で敗れ、タイトルを逃しました。リーグ戦ではフィリピン・アーミーFC戦で初得点を挙げ、チームを2-1の勝利に導きました。フィリピン・ネイビーFC戦ではハットトリックを達成し、チームは14-0で大勝しました。しかし、フィリピン・エアフォースFC戦では、相手選手との口論の末に退場処分を受けました。

ダバオ・アギラスFC

2017年、フィリピン・フットボールリーグ創設と同時に、兄弟揃ってダバオ・アギラスFCに移籍。2018年シーズンまでプレーしましたが、クラブが活動を停止したため、無所属となりました。

セレス・ネグロスFC

2019年、8ヶ月のブランクを経てセレス・ネグロスFCに加入。しかし、COVID-19パンデミックの影響でシーズン開始が延期されたことを受け、2020年6月25日に現役引退を発表しました。

代表キャリア

2005年、フィリピンサッカー連盟はジェームズの才能に注目し、東南アジア競技大会のメンバーに選出。AFCチャレンジカップ2012予選では、モンゴル代表から重要な得点を挙げ、チームのプレーオフ進出に貢献しました。

しかし、2015年のバーレーン代表戦ではメンバーから外れ、当時の監督は「パフォーマンスで判断した」と述べています。

人物

イギリス人の父親とフィリピン人の母親の間に生まれました。弟のフィリップ・ヤングハズバンドもフィリピン代表のサッカー選手であり、チームメイトとして共にプレーしました。

外部リンク

ジェームズ・ヤングハズバンド (@JYH7) - X（旧Twitter）
ジェームズ・ヤングハズバンド (@jamesyounghusband7) - Instagram
ジェームズ・ヤングハズバンド - National-Football-Teams.com
ジェームズ・ヤングハズバンド – FIFA主催大会成績
ジェームズ・ヤングハズバンド - Soccerwayによる個人成績
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