ジオ・ウルシェラ

ジオバニー・ウルシェラ (Giovanny Urshela)のプロフィールとキャリア

ジオバニー・ウルシェラ・サルセドは、1991年10月11日生まれのコロンビア出身のプロ野球選手で、現在はMLBのアトランタ・ブレーブスに所属しています。彼は右投右打の内野手で、愛称は「ジオ」です。2018年以降は「ジオ・ウルシェラ」という名で登録されていますが、メディアの中では「アーシェラ」とも呼ばれることがあります。

プロ入りとインディアンス時代

ウルシェラは2008年にクリーブランド・インディアンスと契約し、プロキャリアをスタートさせました。最初の年はルーキーリーグで数試合出場し、その後アメリカに渡ります。2009年にはアリゾナリーグで活躍し、2010年にはA-級で打率.290を記録しています。2012年にはワールド・ベースボール・クラシックのコロンビア代表にも選出され、国際舞台での経験を積みました。

その後、インディアンスのAA級やAAA級でのプレイを経て、2015年6月にメジャー初昇格を果たします。メジャーでのデビュー戦では、初安打と初本塁打も記録しましたが、シーズン全体の成績は振るいませんでした。2016年には1年間出場機会が限られ、再びマイナーリーグでのプレイが中心となります。

ブルージェイズとヤンキース時代

2018年にはトロント・ブルージェイズに移籍し、その後ニューヨーク・ヤンキースに金銭トレードで加入します。ヤンキースでは2019年シーズンにレギュラーとして活躍し、132試合に出場して打率.314、21本塁打、74打点を記録。その守備では、三塁手として一流の成績を残し、歴代最高の守備率.992を達成しました。

ツインズ、エンゼルス、タイガース時代

2022年にはミネソタ・ツインズにトレードされ、次いでロサンゼルス・エンゼルスにも移籍しました。エンゼルス在籍中はWBCにコロンビア代表として出場しましたが、チームは予選での苦戦が続きました。その後、2024年にはデトロイト・タイガースと契約し、92試合に出場。5本塁打を記録しましたが、シーズンの途中で解雇され、自由契約となります。

ブレーブス時代

2024年8月にアトランタ・ブレーブスとメジャー契約を結んだウルシェラ。彼のキャリアは多くのチームを渡り歩きながらも、着実に成績を残し続けてきました。現時点での彼の成績は、打撃、守備ともに優れた数字を示し、特に守備率に関しては歴代最高の記録を持つことが注目されています。

代表歴と記録

ウルシェラは2013年、2017年、2023年と3度にわたってコロンビア代表としてワールド・ベースボール・クラシックに出場しており、国を代表する選手としての奏功も期待されます。これからの彼の活躍にも目が離せません。

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