ジミー・ヴァン・オストランド

ジェームズ・O・ヴァン・オストランド（James O. Van Ostrand, 1986年11月19日 - ）は、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー出身の元プロ野球選手です。内野手として右投右打で活躍しました。

経歴

高校時代は、ブリティッシュコロンビア・プレミア・ベースボール・リーグでプレー。2003年のMLBドラフトでピッツバーグ・パイレーツから指名を受けましたが、契約には至らず、アラン・ハンクック短期大学、カリフォルニアポリテクニック州立大学に進学しました。

2006年のMLBドラフトでヒューストン・アストロズから8巡目指名を受け、プロ入り。ニューヨーク・ペンリーグのトライシティ・バレーキャッツでキャリアをスタートさせました。

2007年には、サウス・アトランティックリーグのレキシントン・レジェンズでオールスターに選出。さらに、オールスター・フューチャーズゲームにも選ばれるなど、若手有望株として注目を集めました。同年には、IBAFワールドカップのカナダ代表にも選出され、国際舞台を経験しました。

2008年は、カロライナリーグのセイレム・アバランチでプレーし、ここでもオールスターに選出。シーズン中には、テキサスリーグのコーパスクリスティ・フックスに昇格しました。また、北京オリンピックの野球競技にカナダ代表として出場し、オリンピックの舞台も経験しました。

2009年、IBAFワールドカップに再びカナダ代表として出場。

2011年には、IBAFワールドカップとグアダラハラパンアメリカン競技大会のカナダ代表に選出されました。

2012年は、アトランティックリーグのシュガーランド・スキーターズでプレーしていましたが、シーズン途中にワシントン・ナショナルズと契約。同年、WBC予選のカナダ代表に選出され、予選リーグではイギリス戦で本塁打を記録。ドイツ戦では2本塁打、本戦進出をかけた試合でも本塁打を放ち、カナダ代表の本戦出場に大きく貢献しました。

2013年には、WBC本戦のカナダ代表にも選出。国際大会でその実力を発揮しました。

選手としての特徴

ヴァン・オストランドは、右打ちの内野手として、打撃と守備でチームに貢献しました。特に、国際大会での勝負強さが光り、カナダ代表の重要な戦力として活躍しました。

代表歴

北京オリンピック カナダ代表
IBAFワールドカップ カナダ代表 (2007, 2009, 2011)
パンアメリカン競技大会 カナダ代表 (2011)
ワールド・ベースボール・クラシック カナダ代表 (2013)


ジェームズ・O・ヴァン・オストランドは、プロ野球選手としてだけでなく、カナダ代表としても国際舞台で輝かしい実績を残しました。彼の活躍は、多くの野球ファンに記憶されることでしょう。

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