ジャコビ・マイヤーズ

ジャコビ・マイヤーズ：不屈の精神で道を切り開くワイドレシーバー

ジャコビ・マイヤーズ（Jakobi Meyers）は、1996年11月9日生まれ、ジョージア州リトニア出身のアメリカンフットボール選手です。現在、NFLのラスベガス・レイダースでワイドレシーバー（WR）として活躍しています。

アラビアマウンテン高校時代からフットボールに打ち込み、ノースカロライナ州立大学では当初クォーターバックとして入部。しかし、持ち前の才能と努力でワイドレシーバーに転向し、目覚ましい活躍を見せました。2018年には、シーズン92回のレセプションを記録し、大学の記録を塗り替えるほどの選手に成長しました。

2019年、ドラフト外フリーエージェントとしてニューイングランド・ペイトリオッツに入団。下積み時代を経て、2020年からはチームのエースレシーバーとしてその才能を開花させました。2023年には、ジョシュ・マクダニエルズがヘッドコーチを務めるラスベガス・レイダースに移籍し、新たな挑戦を始めています。

大学時代：才能を開花させたノースカロライナ州立大学

2015年から2018年までノースカロライナ州立大学でプレーしたマイヤーズ。当初はクォーターバックとして入部しましたが、1年間のレッドシャツ期間を経て、ワイドレシーバーに転向します。この転向が、彼の才能を開花させるきっかけとなりました。

大学通算で168回のレセプション、1,932ヤード、9回のタッチダウンを記録。特に2018年は、92回のレセプションを記録し、大学のシングルシーズン記録を更新しました。この活躍により、2019年のNFLドラフトへのエントリーを決意しました。

プロ入り後：ニューイングランド・ペイトリオッツでの躍進

2019年、ドラフト外フリーエージェントとしてニューイングランド・ペイトリオッツに入団。プレシーズンゲームで好成績を残し、レギュラーシーズンでも徐々に出場機会を増やしていきました。

2020年には、第9週のニューヨーク・ジェッツ戦で12レセプション、169ヤードを記録し、一躍注目を集めます。さらに、タッチダウンパスを投げるなど、多彩な才能を発揮しました。

2021年には、念願のNFL初タッチダウンを記録。レシーブだけでなく、ランアフターキャッチでもチームに貢献し、攻撃の重要なオプションとして定着しました。この年、レシーブ数、レシーブ獲得ヤードでチームトップの成績を収めました。

2022年もチームの中心選手として活躍。398万6,000ドルの2巡目テンダーにサインしました。

ラスベガス・レイダースへ：新たな挑戦

2023年、マイヤーズはラスベガス・レイダースと3年3,300万ドルの契約を結びました。ペイトリオッツ時代に攻撃コーディネーターを務めていたジョシュ・マクダニエルズとの再会も、移籍の決め手となりました。移籍後初シーズンはキャリアハイとなる8つのタッチダウンレシーブを記録しました。

今後の活躍に期待

不屈の精神と努力で、スター選手への階段を駆け上がってきたジャコビ・マイヤーズ。新天地ラスベガス・レイダースでの活躍、そして今後のNFLでの更なる飛躍に期待が高まります。


年度別成績
レギュラーシーズン: 2023年度シーズン終了時
ポストシーズン

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