ジャスティン・エラスムス

ジャスティン・エラスムス：異色の経歴を持つ右腕投手

ジャスティン・エラスムス（Justin Erasmus、1990年1月22日 - ）は、南アフリカ共和国ハウテン州ヨハネスブルグ出身のプロ野球選手。右投右打の投手として、様々なリーグでプレーしてきました。

プロ入り前

1990年に南アフリカで生まれた後、オーストラリアのブリスベンへ移住。兄は、第1回WBC南アフリカ共和国代表で捕手を務めたブラッドリー・エラスマスです。

レッドソックス傘下時代

2007年3月にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結びプロ入り。元々は内野手でしたが、プロ入りを機に投手に転向しました。

2009年には、第2回WBCの南アフリカ代表に選出され、3月9日のメキシコ戦で先発登板。しかし、敗戦投手となりました。

ルーキーリーグでは、2009年に15試合に登板し、2勝2敗5セーブ、防御率2.05、25奪三振を記録。2010年も同リーグでプレーし、1勝3敗10セーブ、防御率2.12、33奪三振の成績を残しました。

オフシーズンには、オーストラリアンベースボールリーグ(ABL)のブリスベン・バンディッツでプレー。6試合に登板し、0勝3敗、防御率6.38という結果でした。

2011年には、A級のグリーンビル・ドライブで24試合に登板し、4勝1敗1セーブ、防御率1.12、36奪三振と好成績を記録。オフには再びブリスベン・バンディッツでプレーしました。

2012年もグリーンビルでプレーしましたが、26試合に登板し、1勝3敗3セーブ、防御率9.24と苦戦。同年限りで退団しました。

オフの10月には、第39回IBAFワールドカップのオーストラリア代表に選出されています。

また、3年連続でブリスベン・バンディッツでプレーし、16試合に登板。2勝3敗3セーブ、防御率0.42という素晴らしい成績を残しました。

独立リーグ時代

2013年には、独立リーグであるフロンティアリーグのジョリエット・スラマーズと契約。27試合に登板し、3勝2敗17セーブ、防御率1.82、21奪三振を記録しましたが、シーズン途中に退団しました。

その後、同じくフロンティアリーグのゲートウェイ・グリズリーズに入団。6試合に登板し、1勝0敗3セーブ、防御率0.00、5奪三振という成績を残し、同年限りで退団しました。

オフには、オーストラリアンベースボールリーグのメルボルン・エイシズでプレー。18試合に登板し、3勝4敗4セーブ、防御率3.48、23奪三振を記録しました。

2014年には、独立リーグであるアメリカン・アソシエーションのファーゴ・ムーアヘッド・レッドホークスと契約。25試合に登板し、2勝2敗2セーブ、防御率5.07、31奪三振を記録しましたが、シーズン途中に退団しました。

その後、フロンティアリーグのシャンバーグ・ブーマーズへ入団。8試合に登板し、3勝0敗1セーブ、防御率4.21、24奪三振を記録しました。

オフには、再びブリスベン・バンディッツでプレーし、22試合に登板。0勝1敗、防御率3.82、32奪三振を記録しました。

代表歴

2009 ワールド・ベースボール・クラシック南アフリカ代表
第39回IBAFワールドカップ オーストラリア代表

外部リンク

MLB, The Baseball Cube, Baseball-Reference
Justin Erasmus Stats ABL公式サイト
* Justin Erasmus (@justinerasmus36) - X（旧Twitter）

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