ジャック・ハリソン
ジャック・デイヴィッド・ハリソン(Jack David Harrison ,
1996年11月20日 - )は、
イングランド・スタッフォードシャー州ストーク=オン=トレント出身の
サッカー選手。
プレミアリーグ・
エヴァートンFCに所属し、ポジションは主に
ミッドフィールダー(MF)として活躍しています。
クラブ経歴
ハリソンは6歳の時に
リヴァプールFCのユースアカデミーに入団。翌年には
マンチェスター・ユナイテッドFCのユースへ移籍しました。14歳の時、母親の仕事の都合でアメリカ合衆国へ移住し、マサチューセッツ州
ボストンに定住することになりました。同州シェフィールドの高校では、全米ナンバー1の評価を得るほど才能を発揮し、ウェイク・フォレスト大学へ進学。
2016年のMLSスーパードラフトでシカゴ・ファイアーFCから全体1位指名を受けましたが、ドラフト開催日に
ニューヨーク・シティFCが4位で指名したブランドン・ヴィンセントとのトレードが成立し、交渉権がニューヨーク・シティに移りました。MLSでプロデビューを果たし、2シーズンで55試合に出場、14ゴールを記録。2017年10月には、ニューヨーク・シティと提携関係にある
マンチェスター・シティFCがハリソンの獲得に関心を示していると報じられました。
2018年1月30日、マンチェスター・シティはハリソンの獲得を発表。しかし、2017-18シーズン終了までの期間はミドルブラFCへローン移籍することになりました。2018-19シーズンからは
リーズ・ユナイテッドFCへローン移籍。加入2年目の2019-20シーズンには、
EFLチャンピオンシップ(2部リーグ)で優勝を果たし、リーズを2003-04シーズン以来となる
プレミアリーグ復帰に大きく貢献。シーズン終了後には、3年連続でリーズへのローン移籍が決定しました。
プレミアリーグ2020-2021の開幕戦となった2020年9月12日の
リヴァプールFC戦で先発出場を果たし、念願の
プレミアリーグデビューを飾りました。前半12分には同点ゴールを決め、
プレミアリーグデビュー戦で初ゴールを記録。しかし、試合は前シーズン王者のリヴァプールを相手に撃ち合いを演じたものの、
モハメド・サラーに
ハットトリックを決められ、3-4で敗れました。9月19日の
フラムFC戦では4-3で勝利し、リーズに17シーズンぶりの
プレミアリーグ勝利をもたらしました。
2021年7月2日、
リーズ・ユナイテッドFCへの完全移籍が決定し、3年契約を締結しました。
代表歴
2017年には、U-21の
イングランド代表に招集されています。
人物
2018年に
マンチェスター・シティFCと契約した際、ユース時代を過ごした
マンチェスター・ユナイテッドFCもハリソンの獲得に興味を示していたと言われています。