ジャパンラグビーマーケティング

ジャパンラグビーマーケティング株式会社：日本のラグビーを支える企業

ジャパンラグビーマーケティング株式会社（JRM）は、日本のラグビー界の発展とファン層の拡大をミッションに掲げ、設立された企業です。多岐にわたる事業を展開することで、日本のラグビーシーンを盛り上げる重要な役割を担っています。

事業内容：多角的なアプローチでラグビー界をサポート

JRMの事業内容は、大きく分けて以下の5つに分類されます。

1. 試合の興行事業: ラグビーの試合をより魅力的に演出するための企画・運営を行います。観客動員数の増加や、より良い観戦環境の提供を目指しています。
2. ファンマーケティング事業: ラグビーファン層の拡大、そして既存ファンのエンゲージメント向上のためのマーケティング活動を展開。ファンとラグビーをつなぐ役割を担っています。
3. 商品化・EC事業: ラグビー関連商品の企画・開発・販売を行い、グッズを通じてファンとラグビーとの接点を増やす事業です。オンラインストアでの販売も積極的に行っています。
4. コミュニティ事業: ラグビーファン同士の交流を促進し、コミュニティ形成を支援する事業。ファン同士の繋がりを強化することで、より強いラグビー文化の醸成を目指します。
5. デジタルコンテンツ事業: ラグビーに関するデジタルコンテンツの企画・制作・配信を通じて、幅広い層への情報発信を行います。最新情報や試合のハイライトなどを提供することで、ファンとの距離を縮めます。

これらの事業を統合的に推進することで、JRMは日本のラグビー界全体の発展に大きく貢献しています。

Japan Rugby ID：ラグビーファンにとってのワンストップサービス

JRMが提供する『Japan Rugby ID』は、日本のラグビーに関する様々なサービスを統合的に利用できるアカウントシステムです。このID一つで、複数のサービスにアクセスできるため、ファンにとって非常に便利です。

具体的には、以下のサービスが『Japan Rugby ID』と連携しています。

JAPAN RUGBY SAKURA CLUB（日本ラグビーフットボール協会ファンクラブ）
Ticket RUGBY（チケット販売サイト）
JAPAN RUGBY APP（日本ラグビーフットボール協会公式アプリ）
日本ラグビーフットボール協会公式オンラインショップ
* JAPAN RUGBY LEAGUE ONE公式オンラインストア

『Japan Rugby ID』は、2019年に開始された「ラグビーファンID」を継承・発展させたサービスであり、日本のラグビーファンにとって欠かせない存在となっています。ただし、高校ラグビー（全国高等学校ラグビーフットボール大会など）は、現状では『Japan Rugby ID』の対象外となっています。

設立と歴史：複数の組織による協働体制

JRMは、日本ラグビーフットボール協会、一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン、ソニーグループ株式会社の3社による合弁企業として2022年12月に設立されました。その後、株式会社NTTドコモも出資に加わりました。

設立以前から、日本ラグビーフットボール協会は、インターネットホームページ（1997年）、ファンクラブ（2001年）、YouTubeチャンネル（2013年）などを運営し、デジタル化への取り組みを進めてきました。2019年には「ラグビーファンID」を開始し、デジタルプラットフォームの構築を着々と進めていました。

JRMの設立によって、これら既存のサービスが『Japan Rugby ID』に統合され、より効率的でユーザーフレンドリーなサービス提供体制が構築されました。同時に、日本ラグビーフットボール協会とジャパンラグビーリーグワンが保有していた主管権（興行権）もJRMに移管されました。

JRMは、今後も日本のラグビーの発展に貢献し続け、多くのファンを魅了する存在であり続けるでしょう。

もう一度検索