ジャPAニーズ

ジャPAニーズ - 伝説の男性アイドルグループ

ジャPAニーズは、1978年に結成された男性アイドルグループで、元々はジャニーズ事務所に所属していました。1982年5月18日に解散するまで、彼らは日本のエンターテインメント界に多大な影響を与える存在となりました。旧名は「ジャパニーズ」ですが、愛称として「ジャPA」と呼ばれることもありました。

メンバーのプロフィール

細野謙治（トミー）

グループのリーダーであり振付担当を務めた細野は、長野県出身で、松商学園高等学校を卒業しました。解散後はジャニーズ事務所で振付師やマネージャーとしての活動を続け、その後「トミーズアーティストカンパニー」を設立しました。彼は多くの若手アイドルを育成し、1998年には元メンバーのデビッド宮原と共に劇団『前方公演墳』を設立しました。また、明石家さんまとの親交も深まり、彼のテレビやラジオ番組に頻繁に出演するようになりました。

吉野明男（ボビー）

愛称は「ボビー」であり、後に「ボビー吉野」として名を知られるようになりました。振付担当として幅広く活躍し、ジャニーズ事務所の専属振付師を経て、自身のダンススクールを開校しました。現在でも、小柳ルミ子などの振付を手掛けています。

板野俊雄

1957年生まれの板野は、ジャPAニーズのメンバーとして1980年に加入しました。解散後は、田原俊彦のチーフマネージャーを務め、プロデューサーとしても活動。山口県に帰郷し、ダンススクール「リズミックス・ダンシング・クラブ」を設立しました。地域でのイベントにも積極的に参加し、地元のケーブルテレビで番組のレギュラー司会を務めています。

乃生佳之

乃生は1978年に川﨑麻世のバックダンサーとしてジャPAニーズに参加しました。田原俊彦とのコラボレーションを通じて活躍し、様々なアイドルのバックダンサーも務めました。1982年には田原のコンサートにてグループは解散を迎えました。

活動内容

ジャPAニーズは、メンバーそれぞれが歌やダンスのバックグラウンドを生かして、テレビ番組や映画、ラジオといった多岐にわたるメディアで活動しました。特に、1979年に放送されていた日本テレビのダンス番組『ミュージック・ボンボン』にレギュラーとして出演し、一般に名を轟かせました。また、『レッツゴーヤング』にもバックダンサーとして出演し、当時のアイドルブームの中で重要な役割を果たしました。

解散とその後

1982年にジャPAニーズは解散しましたが、メンバーたちは個々に活動を続け、各分野で成功を収めています。吉野と板野は2019年に行われたジャニー喜多川の「お別れの会」にも参列しており、グループとしての思い出や絆を感じさせました。

まとめ

ジャPAニーズは、短い期間ながらも日本のアイドル文化に深く根付いた存在であり、当時のエンターテインメント界における革新をもたらしました。彼らの活躍は、現在の多くのアーティストにも影響を与え続けています。

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