ミュージック・ボンボン

ミュージック・ボンボン

『ミュージック・ボンボン』は、1979年4月15日から同年6月24日まで、日本テレビ系列局で放送されていた音楽バラエティ番組です。この番組は、放送開始前の人気番組「びっくり日本新記録」が一旦終了した後のつなぎの役割を果たす形で登場しました。制作は読売テレビとオフィス・トゥー・ワンの共同により行われました。毎週日曜の19時から19時30分までの時間帯に放送され、親子の視聴者を対象にした内容が特徴です。

この番組のテーマ曲は『フィーリング・ナウ』というオリジナルの楽曲で、視聴者にとって親しみやすい印象を与えました。

出演者

『ミュージック・ボンボン』では、様々な著名な出演者が登場しました。番組の司会を務めたのは出門英（いずもん・ひであき）で、彼の軽快なトークが番組を引き立てました。また、レギュラー出演者には松崎しげるや高見知佳、原田潤、伊藤康臣、松村みゆき、上野郁己、有馬加奈子、古本新之輔、村上留美など、多彩な顔ぶれが揃い、視聴者を楽しませました。さらに、ジャPAニーズや田原俊彦が参加したユニット「ピラミッド」も、番組を盛り上げる存在でした。

コーナー

番組には、子どもと大人両方が楽しめるさまざまなコーナーが用意されていました。

ちびドラ劇場

このコーナーでは、子役スターたちがメインとなり、ドラマ仕立てのコントを披露しました。テーマは「子どもが夢見た、おとなの世界」で、子どもたちの憧れや夢を面白おかしく表現しました。「ちびドラ」という名称は「ちびっこによるドラマ」を略したもので、子どもたちの創造力を活かした楽しい内容でした。

ダンシングロボット

このコーナーでは、テディ団による振り付けで、番組出演者全員がロボット・ダンスを踊る姿が印象的でした。元気でアクティブなダンスパフォーマンスは、視聴者に多くの刺激を与えました。

ボンボン・パレード

ここでは、毎回ゲストを招いての歌のオンパレードが繰り広げられました。出門、松崎、高見、原田と共に、観客を盛り上げていく内容となっており、歌の力を感じさせる楽しいひと時でした。

『ミュージック・ボンボン』は、放送期間こそ短いものでしたが、楽しい音楽と多彩なコーナーが評判を呼び、親子で楽しむことができる番組として、多くのファンに愛されました。

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