ジュリアス・アシュビー

ジュリアス・オイラー・アシュビー（Julius Euler Ashby、1982年9月14日 - ）は、トリニダード・トバゴ出身のプロバスケットボール選手で、ポジションはセンターを務めていました。身長205cm、体重105kgという恵まれた体格を活かしたプレーが特徴です。

大学時代と日本での活躍

アシュビーは、コロラド大学でNCAA（全米大学体育協会）のバスケットボールリーグでプレイし、その才能を開花させました。卒業後、彼は日本へ渡り、2005年にbjリーグへ新規参入した高松ファイブアローズに入団しました。高松ではチームの中心選手として活躍し、2006-07シーズンにはチームを準優勝に導く原動力となりました。また、この活躍が評価され、オールスターゲームにも選出されています。しかし、2007年6月30日をもって高松ファイブアローズとの契約を満了し、チームを退団しました。

NBADL、プエルトリコ、そして東京アパッチへ

高松退団後、アシュビーはアメリカのNBADL（NBAデベロップメントリーグ）のフォートウェイン・マッドアンツからドラフト5巡目（全体63位）で指名を受け、入団を果たしました。しかし、シーズン中にプエルトリコリーグへ移籍し、新たな挑戦をスタートさせました。

2008年には、日本に戻り、東京アパッチへ移籍しました。東京アパッチでは、2008-09シーズンにチームを準優勝に導き、自身も存在感を示しました。翌2009-10シーズンには、チームをカンファレンスセミファイナル進出に貢献し、その活躍が認められ、ベスト5に選出されるという栄誉に輝きました。

新潟、滋賀、福岡でのプレー

2010年、アシュビーは新潟アルビレックスBBへ移籍し、2010-11シーズンにはチームをファイナル4進出へと導きました。その後、2011年には滋賀レイクスターズへ移籍し、新たな環境でプレーしました。

2012年には、ライジング福岡へ移籍。2012-13シーズンには、チームの準優勝に大きく貢献しました。しかし、2013-14シーズン終了をもって契約満了となり、チームを退団しました。

メキシコ、そして奈良へ

2014-15シーズンは、メキシコのSoles de Mexicaliに所属し、海外でのプレーを経験しました。そして、2015-16シーズンには、再び日本に戻り、バンビシャス奈良に所属し、日本のバスケットボール界に貢献しました。

受賞歴

bjリーグ ベスト5（2009-10シーズン）
bjリーグ オールスターゲーム出場（2006-07シーズン、2009-10シーズン、2010-11シーズン）

アシュビーは、日本を始め、様々な国でプロバスケットボール選手として活躍し、数々のチームに貢献しました。彼のプレースタイルと実績は、多くのファンに記憶されています。

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