ジョアン・タバーレス

ジョアン・タバーレスのプロフィール

ジョアン・タバーレス（Yohan Tavarez）は、1994年11月8日生まれのドミニカ共和国出身のプロ野球選手であり、現在は九州アジアリーグの北九州下関フェニックスに所属しています。右投げ右打ちの投手であり、愛称は「タバちゃん」です。

経歴

プロ入りから来日まで

タバーレスは2013年にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結び、プロの世界に足を踏み入れました。しかし、2015年の4月17日にロイヤルズを自由契約となり、その後ドミニカのカープアカデミーに参加します。2017年には広島東洋カープに練習生として入団しました。

広島時代

2018年3月、広島と育成選手契約を締結しました。この年はウエスタン・リーグで17試合に登板し、0勝2敗、防御率7.32という成績を残しましたが、10月2日に球団から戦力外通告を受けました。

BCリーグでのキャリア

2019年からはBCリーグの滋賀ユナイテッドベースボールクラブにてプレーし、背番号34を着用しました。その後、2020年9月13日にBCリーグ・富山GRNサンダーバーズに移籍し、背番号99を背負います。富山での2022年シーズンには、12試合に登板し、防御率0.00という素晴らしい成績を収めました。

中日時代

2022年5月30日に中日ドラゴンズによって獲得され、推定年俸は600万円となり、再び背番号99が与えられました。6月10日にはオリックスとの二軍戦で初先発を果たし、内容は4回で3失点でした。その後の先発登板では成績が振るわなかったものの、7月6日の中継ぎとしての登板では無失点に抑え、7月8日に一軍昇格を果たしました。同日の広島戦での初登板では、1回を無失点で抑えました。しかし、シーズン終了後に契約を結ばないことが通達され、12月2日に自由契約となりました。

KAL・北九州下関フェニックス時代

2023年2月には九州アジアリーグに所属する北九州下関フェニックスへ入団が発表され、今後の活躍が期待されています。

選手としての特徴

タバーレスの速球は最速152km/hを記録し、多彩な持ち球を持つ投手です。スライダーやカットボール、フォーク、シンカーといった球種を使い分け、打者との戦いに挑んでいます。また、中日入団後は監督の立浪和義から先発投手としての期待を寄せられていました。

さらに、彼は日本の食文化にも興味があり、好きな料理として焼肉や寿司、ラーメンを挙げています。特に、富山にいた頃はブラックラーメンを最も好んで食べていたとのことです。寿司ではサーモンを好むと語っています。

まとめ

ジョアン・タバーレスは、広島東洋カープや中日ドラゴンズなどでの経験を経て、現在は北九州下関フェニックスで新たな挑戦を続けています。今後の活躍が期待される選手であり、彼の成長を見守るファンも多いことでしょう。

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