ジョシュ・エメット

ジョシュ・エメット

ジョシュ・エメットは1985年3月4日にアメリカのアリゾナ州フェニックスで誕生し、総合格闘家としてUFC フェザー級ランキング8位に位置しています。彼はチーム・アルファメールに所属し、国内外のリングで印象的な戦績を残してきました。

来歴

エメットは幼少期からアマチュアレスリングを始め、大学まで競技を続けました。卒業後は、著名な格闘家ユライア・フェイバーの指導のもとで総合格闘技を学び、ブラジリアン柔術にも挑戦しました。2011年10月にはプロとしてデビューし、以降は9試合で全勝を収め、UFCとの契約を果たします。

UFCでのキャリア

彼のUFC初戦は2016年5月に行われた「UFC Fight Night: Overeem vs. Arlovski」で、ジョン・タックと対戦し、見事に2-1の判定勝ちを収めました。続く2017年4月の「UFC 210」ではデズモンド・グリーンとの試合で初めての黒星を喫し、判定で1-2の敗北を喫しました。しかし、この苦い経験を乗り越え、同年12月にはフェザー級に転向し、リカルド・ラマスを相手に見事なKO勝利を収めました。この試合では、エメットは体重超過のためキャッチウェイト契約で試合に臨みました。

翌年の2018年、エメットはフェザー級ランキング8位のジェレミー・スティーブンスに挑戦しましたが、左フックでダウンを奪われ、グラウンドでの打撃によって失神KO負けに終わります。2019年7月にはミアサド・ベクティックとの対戦でTKO勝ちを収め、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得しました。

2020年6月にはシェーン・ブルゴスとの試合で判定勝ちをおさめ、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞。試合後には重傷が判明し、左膝の靭帯を損傷していたことが報じられました。2021年12月には約一年半の休養を経て復帰し、ダン・イゲに勝利を収めました。

2022年6月にはカルヴィン・ケイターとの試合で再び判定勝ちを収め、これもまたファイト・オブ・ザ・ナイトに選ばれました。試合後の2023年にはヤイール・ロドリゲスとの暫定王座決定戦で敗北を喫し、その後のイリア・トプリアとの対戦でも判定負け。しかし、2023年12月にはブライス・ミッチェルに対する試合で失神KO勝利を収め、再びパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞しました。

戦績と表彰

エメットはこれまで数多くの試合を戦い抜き、特にファイト・オブ・ザ・ナイトを3回、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを2回受賞するなど、その実力は広く認識されています。これまでの戦績で証明されたように、彼は今後もUFCのトップファイターとしての地位を確立するべく、さらなる高みを目指し続けています。

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