ジョシュ・ジェイコブス

ジョシュア・ジェイコブス：プロアメリカンフットボール選手

ジョシュア・ジェイコブス（Joshua Jacobs）は、1998年2月11日生まれのプロアメリカンフットボール選手であり、オクラホマ州タルサ出身です。彼は現在NFLのグリーンベイ・パッカーズに所属しており、ポジションはランニングバックとして知られています。彼の経歴には、多くの成果があり、特に大学時代からその才能を発揮してきました。

大学時代

アラバマ大学に進学した彼は、2017年の2年目シーズンでは足首を骨折したにもかかわらず試合に出続けました。チームはその年、CFPナショナルチャンピオンシップで優勝するなど、高いパフォーマンスを見せました。

2018年のセカンドシーズンには、ジョージア大学とのSECチャンピオンシップで80ヤード以上ものラン獲得を果たし、2つのタッチダウンを記録。これにより彼は試合のMVPに選ばれるなど、さらなる飛躍を遂げました。このシーズンの後、彼は2019年のNFLドラフトにアーリーエントリーする決断を下しました。

NFLキャリア

ドラフトでは全体24位でオークランド・レイダースから指名を受け、ルーキー契約を締結しました。彼のプロデビューとなった2019年シーズン、彼は開幕から主力選手として活躍。最初の8試合で740ラン獲得ヤードを記録し、レイダースのルーキー記録を更新しました。シーズンの最終3試合は肩の怪我により欠場しましたが、トータルで1,150ラン獲得ヤード、7タッチダウンを上げ、NFLオールルーキーチームに選出されました。このシーズンにはTop100選手ランキングで72位にランクインするなど、良好な成績を収めました。

2020年シーズンも彼はランオフェンスの中心選手として活躍し、1,065ラン獲得ヤードと12タッチダウンを記録。彼は初めてのプロボウルにも選出され、Top100選手ランキングでは68位に位置づけられました。

2021年には872ラン獲得ヤード、9タッチダウンをマークしましたが、プロ入り以降初めてシーズン1,000ラン獲得を下回る結果となりました。それにもかかわらず、2022年シーズンには好調なスタートを切り、特に第4週のデンバー・ブロンコス戦では自己最多の144ラン獲得ヤードを記録。翌週にはカンザスシティ・チーフス戦で155ラン獲得ヤードを記録し、第12週のシアトル・シーホークス戦では229ラン獲得ヤードおよび74レシーブ獲得ヤードを記録するなど圧倒的なパフォーマンスを発揮しました。この活躍により、AFCの週間最優秀選手に選出されています。シーズンを通じて彼はリーグ最多の1,653ラン獲得ヤードを記録し、オールプロファーストチームにも選出されました。

2024年3月にはグリーンベイ・パッカーズと4年総額4,800万ドルの契約を結び、新たなステージに進みました。

家族背景

ジョシュア・ジェイコブスはフィリピン系アメリカ人であり、弟のアイザイア・ジェイコブスもアメリカンフットボール選手として活動しています。彼のアートタトゥーにはフィリピン出身の祖母の肖像が描かれています。彼のバックグラウンドは、彼がフィールド上で見せるプレースタイルにも大きな影響を与えていることでしょう。

成績と今後

記録的なパフォーマンスを収めた彼は、レイダースでのキャリアを経て新たな挑戦に向かっています。今後のシーズンで彼がどのような活躍を見せるのか、期待が高まります。ジョシュア・ジェイコブスの動向に今後も注目です。

もう一度検索