ジョシュ・バード

ジョシュア・デビッド・バードについて

ジョシュア・デビッド・バードは、ニューヨーク州イサカ出身の元プロ[[野球選手]]であり、現在は野球指導者として活躍しています。彼は1978年3月30日に生まれ、右投両打の捕手として知られています。彼は2020年シーズンより、メジャーリーグベースボール（MLB）のロサンゼルス・ドジャースでブルペンコーチを務めています。

経歴の始まり

バードは1999年にMLBドラフトでコロラド・ロッキーズから3巡目（全体100位）で指名され、プロとしてのキャリアをスタートしました。その後、2001年にクリーブランド・インディアンスに移籍し、2002年にはメジャーデビューを果たします。デビュー戦ではサヨナラ本塁打を放ち、2試合目でも本塁打を記録し、捕手としてのデビュー戦から2試合連続本塁打を達成します。

2003年にはビクター・マルティネスとの争いを制し、正捕手としてチームに貢献しましたが、その後は自身の故障や他選手の台頭によって出場機会が減少しました。

レッドソックスとパドレス時代

2006年1月にはボストン・レッドソックスに移籍し、ナックルボーラーのティム・ウェイクフィールドの専属捕手として期待を寄せられました。しかし、ナックルボールの捕球に苦労し、パスボールが目立ってしまいました。その後、2006年5月にはサンディエゴ・パドレスにトレードされ、パドレスでもチャンスを得ます。2007年には正捕手としての地位を築き、100試合以上に出場、得点圏打率が4割を超える活躍を見せました。

ところが、2008年には出場試合数が減少し、打撃成績も低下。特に打率は.200を切る寸前にまで落ち込んでしまいました。シーズン終了後にはフリーエージェントとなりました。

ナショナルズ・マリナーズでの挑戦

2009年には古巣のレッドソックスと契約を結ぶも、自由契約となり、その後ワシントン・ナショナルズとマイナー契約を締結。ナショナルズでは90試合に出場し、打率.230、6本塁打、31打点を記録しました。さらに、同年12月にはシアトル・マリナーズと契約を結びます。

ドジャース傘下と引退後

2011年にロサンゼルス・ドジャースと再び契約を結びましたが、シーズン中に自由契約となり、その後マイナーリーグで活動を続けました。彼はメジャー昇格を果たすことなく、シーズン終了後に引退を決意しました。引退後はドジャースのスペシャル・アシスタントとして活動を開始し、2015年にはニュージーランド代表の打撃コーチを務めることも発表されました。

その後、2016年から2年間はドジャースのブルペンコーチ、2018年からはニューヨーク・ヤンキースのベンチコーチを務めました。そして2020年シーズンから再びドジャースに戻り、ブルペンコーチとしての役割を果たしています。

バードのキャリアを通じて、彼は選手としての力を発揮する一方で、指導者としても成長を続け、現在も多くの若手選手にとって素晴らしい手本となっています。

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