ジョシュ・パラシオス

ジョシュア・ジョン・パラシオス

ジョシュア・ジョン・パラシオス（Joshua John Palacios）は、1995年7月30日生まれのプロ野球選手で、ニューヨーク市ブルックリン出身の外野手です。彼は右投左打で、現在はメジャーリーグベースボール（MLB）のピッツバーグ・パイレーツに所属しています。

経歴の始まり

パラシオスは2014年のMLBドラフトにおいて、シンシナティ・レッズから31巡目（全体935位）で指名を受けましたが、彼は契約を結ばずにサンジャッキント大学へ進学する道を選びました。そこでの経験を経て、彼はオーバーン大学へ転校し、2016年のMLBドラフトでトロント・ブルージェイズから4巡目（全体132位）で指名を受けてプロ入りを果たしました。

プロ入りとブルージェイズでの成長

プロキャリアの初期には、ブルージェイズの傘下チームで着実に成長しました。彼のデビューはルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズで、以来A級やA+級にも出場。特に2018年には、A+級ダニーデンとAA級ニューハンプシャーで126試合に出場し、打率.290、8本塁打、78打点という優れた成績を収めました。この年の彼のパフォーマンスは、翌年のメジャー昇格への期待を高めました。

メジャーリーグデビュー

2021年4月9日、パラシオスはついにメジャーリーグに昇格し、ロサンゼルス・エンゼルス戦で先発出場。初試合では3打数無安打でしたが、その後13試合に出場し、打率は.200、4打点を記録しました。しかし、2022年4月にはDFA（指名解除）となり、その後ワシントン・ナショナルズに移籍しました。

ナショナルズでは29試合に出場し、打率.213と、より一層の成長が求められる状況でした。

パイレーツでの新たな挑戦

2022年12月、パラシオスはルール・ファイブ・ドラフトでピッツバーグ・パイレーツに指名され、移籍しました。2023年にはワールド・ベースボール・クラシックではオランダ代表として出場し、国際舞台でもその実力を示しました。シーズン開始時にはAA級のアルトゥーナ・カーブでプレーした後、AAA級インディアナポリスを経て、5月9日にメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入りしました。

家族と背景

彼の家族にもメジャーリーグで活躍した選手がいます。叔父のレイ・パラシオスはカンザスシティ・ロイヤルズの元選手で、捕手として知られています。また、彼の弟リッチー・パラシオスもメジャーリーグで内野手としてプレーしており、スポーツ一家の中で成長しています。

結語

ジョシュア・ジョン・パラシオスは、今後の成長が期待される才能溢れる選手であり、メジャーリーグや国際大会を通じてさらなる活躍を続けることでしょう。彼の成績や成長を見守ることは、ファンにとっても大きな楽しみになるに違いありません。

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