ジョシュ・ラットリッジ

ジョシュ・ラットリッジ：多才な内野手が歩んだMLBの軌跡

ジョシュ・アラン・"ジョシュ"・ラットリッジ（Joshua Alan "Josh" Rutledge、1989年4月21日 - ）は、アメリカ合衆国アラバマ州カルマン郡カルマン出身のプロ野球選手です。右投右打の内野手として、MLBの舞台で活躍しました。

プロ入りとロッキーズ時代

2010年のMLBドラフト3巡目（全体107位）でコロラド・ロッキーズから指名され、プロのキャリアをスタートさせました。A-級、A+級と順調にステップアップし、2012年にはAA級で好成績を収め、メジャー昇格を果たします。

2012年7月13日、メジャーデビュー。フィリーズ戦で「8番・遊撃手」として先発出場し、2打数2安打2打点と鮮烈なデビューを飾りました。その後も、4試合連続本塁打を記録するなど、持ち前の打撃センスを発揮します。遊撃手としてデビューしましたが、トロイ・トゥロウィツキーの復帰後は二塁手にコンバートされました。

2013年は開幕ロースター入りを果たし、正二塁手として起用されます。しかし、結果を残せずAAA級へ降格。その後、再昇格を果たし、遊撃手として出場します。2014年は、主に代打や守備固めとして出場しましたが、遊撃手として出場機会を得て、存在感を示しました。

エンゼルス、レッドソックス時代

2014年12月、ロサンゼルス・エンゼルスへ移籍。しかし、エンゼルスではメジャーでの出場機会を得られず、AAA級でプレーしました。2015年7月、ボストン・レッドソックスへ移籍。レッドソックスでは39試合に出場し、打率.284と自己最高の成績を記録しました。守備では二塁手として安定したプレーを見せました。しかし、出場機会は限られ、AAA級へ降格。その後FAとなりました。

2016年、レッドソックスと再契約。しかし、故障に苦しみ、28試合の出場に留まりました。守備では三塁手としてプレーしました。再びFAとなり、ロッキーズとマイナー契約を結びますが、ルール・ファイブ・ドラフトでレッドソックスに復帰しました。2017年は37試合に出場し、AAA級へ降格しました。

ジャイアンツ傘下時代

2017年12月、サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結び、現在に至ります。

ジョシュ・ラットリッジは、俊足巧打の内野手として、MLBの舞台で様々なチームを渡り歩きました。ユーティリティ性も高く、内野の複数のポジションをこなせる器用さも持ち合わせています。今後の活躍にも期待がかかります。

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