ジョニーTV

ジョニーTV（Johnny TV）

ジョニーTV、正確にはジョン・ランドール・ヘニガン（John Randall Hennigan）は、1979年10月3日にアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれたプロレスラーです。彼は現在、AEWに所属しています。プロレス界でのキャリアは長く、WWEにおいてはジョン・モリソンというリングネームでも知られています。多彩な技と恵まれた身体能力、そして数々のタイトルを獲得してきた実績を持つ選手です。

来歴

WWEでのキャリア

プロレスを始めたのは高校生の頃で、レスリング部の主将を務めました。2002年にプロレスラーとしてデビューし、その年からOVW（Ohio Valley Wrestling）に所属。その後、複数のリングネームを使い分け、まずはジョニー・ブレイズやジョニー・スーパースターと名乗りました。2004年にはWWE・RAWに登場し、エリック・ビショフの付き人としてジョニー・ナイトロという名で活動をスタートさせました。「ナイトロ」という名は、ビショフが過去に手がけたWCWの番組「マンデー・ナイトロ」に由来しています。その後、彼は様々な試練を乗り越え、次第にトップレスラーへと成長していきました。

2005年にはタッグチームMNMを結成し、WWEタッグ王座を獲得。また、インタコンチネンタル王座を勝ち取るなど、名実ともに実力を証明しました。2007年にはECWに移籍し、ECW王座を奪取し、以降はザ・ミズとタッグを組むことが多くなり、成功を収めました。

彼の試合スタイルは多彩であり、フィニッシュホールドの「スターシップ・ペイン」や「ムーンライト・ドライブ」を使いこなします。これらの技を駆使して、数々の名勝負を繰り広げ、観客を魅了してきました。

インディー団体・AAAでの活動

WWEを離れた後は、インディー団体やAAAでの活動を開始します。ここでも成功を収め、2014年にはルチャ・アンダーグラウンドに参加し、ジョニー・ムンドという名で活躍しました。彼はAAAのメガ王座やクルーザー級王座を獲得し、その実力を証明してきました。

インパクト・レスリング

2017年にはGFW（Global Force Wrestling）と契約し、ジョニー・インパクトとして復活。さらには、インパクト世界王座を獲得し、プロレス界での存在感を発揮しました。

WWEへの復帰とキャリアの再構築

2019年12月、約8年ぶりにWWEに復帰します。復帰後はジョン・モリソンとして活動し、旧パートナーのミズとのタッグを結成しました。2020年にはタッグチーム王座を獲得し、彼の人気は再び高まりました。しかし、2021年11月には解雇という形でWWEから離れました。

得意技と特徴

ジョニーTVは、その卓越した身体能力からさまざまな技を繰り出すことができます。中でも「スターシップ・ペイン」は彼の代名詞的なフィニッシャーであり、観客を驚かせるパフォーマンスとして知られています。また、パルクールを取り入れた移動術も得意とし、試合中の機動力を活かしています。

タイトル歴

彼はWWEやインディー団体を含む多くのタイトルを保持し、プロレス界の歴史に名を刻んでいます。ECW王座、WWE IC王座、AAAメガ王座など、数々の栄光を手に入れた実績があります。

まとめ

ジョニーTVはプロレスラーとしてのキャリアを通じて多くの団体で活躍し、数々のタイトルを獲得してきました。その技巧やパフォーマンスは魅力的で、今後の活躍にも注目が集まります。

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