ジョン・B・チョッパー

ジョンB：ウルフルズを支えるベーシスト、黒田利博

ジョンB（本名：黒田利博）は、1967年11月4日生まれ、大阪府吹田市出身のベーシストです。ロックバンド・ウルフルズのメンバーとして知られています。ウルフルズではベースを担当し、バンドの音楽を支えています。また、黒田利博名義で文筆活動も行っており、その多才ぶりを発揮しています。

ユニークな芸名遍歴

かつては「ブラック田ヨンピル」という芸名で活動していました。これは、黒田の「黒」を英語にした「ブラック」と、当時見ていたNHK紅白歌合戦に出場していた歌手、チョー・ヨンピルに由来する単純な発想から生まれた名前です。この芸名は、テレビ番組『うたばん』でネタにされることもありました。現在の「ジョン」という名前は、飼っていた犬の名前に由来します。ミドルネームの「B」は、「Black」の頭文字で、自身の名字「黒田」から取られています。

ウルフルズでの活動

1988年のウルフルズ結成時よりベーシストを務めていましたが、1999年に音楽性の違いから脱退し、文筆活動に専念することを宣言しました。しかし、2002年にはウルフルズのライブにゲスト出演し、翌2003年に正式メンバーとして復帰を果たしました。2003年に発表されたウルフルズのシングル「ええねん」は、トータス松本がジョンBの復帰を祝って作った曲として知られています。

ウルフルズが活動を休止してからは、「チョッパー」の名を封印した新プロジェクト「ジョンB&ザ・ドーナッツ!」を立ち上げ、音楽活動を継続しています。2011年5月11日にはアルバム「DONUTS!」をリリース。2013年7月24日にはアルバム「Nya-!」をリリースしています。

Cabrells結成

2011年8月には、KAN、菅原龍平、ヨースケ@HOMEと共にバンド「Cabrells」（カブレルズ）を結成し、同年10月26日にシングル「Chu Chu Chu」をリリースしました。

言葉のセンス

独特の言葉のセンスと、自身が醸し出す雰囲気が相まって、「しりとり歌人戦」（2004年12月17日放送）で優勝。「芸能界しりとり竜王戦SP」（2004年12月27日放送）でも、「デリカシーのかけらもない言葉」をテーマに「手品やってよ」という名回答を披露し、審査員から高評価を得ました。特別審査員を務めた松本人志も彼のセンスを絶賛しています。

著作活動

文筆家としても才能を発揮しており、『風に吹かれている場合じゃない』、『さよなら、今日の僕』、『青春というのなら』などの著書があります。

ジョンBは、ベーシストとしての才能に加え、文筆家としての顔、そしてユニークなキャラクターで多くの人々を魅了し続けています。彼の今後の活躍から目が離せません。

ディスコグラフィー

Cabrells
Chu Chu Chu （2011年10月26日、UP-FRONT WORKS）

ジョン・B＆ザ・ドーナッツ!
DONUTS!（2011年5月11日、TAISUKE RECORDS）
Nya-!（2013年7月24日、qbism）

著作

『風に吹かれている場合じゃない』ISBN 4872337654
『さよなら、今日の僕』ISBN 4887591586
『青春というのなら』ISBN 4835617428

外部リンク

ジョンB official website
1DAY John-B-Chopper!? - 本人によるブログ（更新停止）
JOHN・B・BLOG - 新ブログ
ジョン・B・チョッパーの悩ンデルタール人!〜ぼくらは、みんな悩んでいる!!〜 - 本人によるインターネットラジオ。

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