ジョージ・リサレ

ジョージ・リサレ：NECグリーンロケッツ東葛を支えるナンバーエイト

1993年1月22日生まれのサモア出身、ジョージ・リサレ選手は、ジャパンラグビーリーグワンで活躍する実力派ラグビー選手です。現在、NECグリーンロケッツ東葛に所属し、ナンバーエイトとしてチームの中枢を担っています。188cm、118kgという恵まれた体格と、激しいタックル、正確なパス、そして持ち前のリーダーシップで、チームに貢献しています。

経歴：マナカレッジからNECへ

リサレ選手のラグビー人生は、サモアにあるマナカレッジで始まりました。才能溢れる若き選手は、その後日本へ渡り、名門・流通経済大学へ進学。大学時代には副将としてチームを牽引し、持ち前の才能を存分に発揮しました。献身的なプレーと戦略的なプレーメイクはチームメイトからの信頼も厚く、大学ラグビー界で頭角を現しました。

大学卒業後の2016年、リサレ選手はNECグリーンロケッツ（現NECグリーンロケッツ東葛）に加入。そして同年10月1日、ジャパンラグビートップリーグ第5節のトヨタ自動車ヴェルブリッツ戦で、待ちに待った日本での公式戦デビューを飾りました。途中出場ながら、持ち前のパワーとスキルを見せつけ、存在感を示しました。以来、NECグリーンロケッツ東葛で主力選手として活躍を続け、チームの勝利に大きく貢献しています。

プレーの特徴：強さと戦略性の融合

リサレ選手のプレーは、圧倒的なフィジカルと高い戦術眼が融合したスタイルです。118kgの体重を活かしたパワフルな突破は、敵陣をなぎ倒すほどの破壊力があります。しかし、彼の強さは身体能力だけではありません。状況判断に優れ、的確なパスやキックでゲームをコントロールする能力も持ち合わせています。ナンバーエイトという重要なポジションで、攻撃と防御の両面でチームを支える、まさに頼れる存在です。

人間性：チームをまとめるリーダーシップ

大学時代からの副将経験からも分かるように、リサレ選手は優れたリーダーシップを持っています。チームメイトからは「ジョージ」の愛称で親しまれ、その明るい人柄と誰からも慕われる存在感から、チームの雰囲気を良くするムードメーカーとしての役割も担っています。経験と実績、そして人間性、その全てを兼ね備えた、まさに理想的なラグビー選手と言えるでしょう。

今後の活躍に期待

これからもNECグリーンロケッツ東葛の中心選手として、リーグで活躍が期待されるジョージ・リサレ選手。彼の力強いプレーと戦略的なプレーメイクは、今後さらに多くのファンを魅了し続けることでしょう。サモア出身のナンバーエイトとして、日本のラグビー界に新たな風を吹き込む存在として、今後の活躍から目が離せません。

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