ジョーンズリチャード剛

ジョーンズ リチャード剛

ジョーンズ リチャード剛（JONES Richard Goh、1999年5月4日生まれ）は、ジャパンラグビーリーグワンに加盟する静岡ブルーレヴズでフランカー（FL）として活躍するプロラグビー選手です。京都府に生まれ育ち、身長177cm、体重93kgという体格を活かしたプレーが持ち味です。愛称は「リチャ」。ウェールズ人の父と日本人の母を持つという国際的なルーツを持っています。

アマチュア時代の歩み

京都府でラグビーを始めたジョーンズ選手は、地元の強豪校である京都市立伏見工業高等学校に進学し、その才能を磨きました。2018年に高校を卒業後、ラグビーの名門として知られる東海大学に入学します。大学でも着実に成長を続け、2021年には東海大学体育会ラグビーフットボール部の主将という重責を任されました。チームリーダーとして、大学ラグビーの舞台でリーダーシップを発揮し、卒業後プロの世界へ進むための土台を築きました。

プロキャリアの開始

大学を卒業した2022年、ジョーンズ選手はジャパンラグビーリーグワンの静岡ブルーレヴズに加入し、プロラグビー選手としてのキャリアをスタートさせました。新たな環境での挑戦が始まり、早期にチーム内で存在感を示していきます。プロ契約を結んで間もない2022年4月17日、ジャパンラグビーリーグワンの公式戦である第13節・東京サンゴリアス戦において、先発メンバーとしてリーグワン初出場を果たしました。このデビュー戦で、彼はプロの舞台に確かな一歩を記したのです。

フランカーとしての役割と実績

ジョーンズ選手はフランカーとして、スクラムサイドやブレイクダウンでの激しいコンタクトプレー、そしてフィールド全体をカバーする運動量でチームに貢献しています。身長177cm、体重93kgという体格は、フランカーとして理想的なサイズの一つであり、俊敏性とパワーを兼ね備えたプレーを可能にしています。グラウンド上の献身的な働きは高く評価されており、その証として、2023-24シーズンのリーグワンDIVISION 1において、ブレイクダウンで最も活躍した選手に贈られる「ゴールデンショルダー」を受賞しました。これは、彼のタックル、ジャッカル、ボールキャリーといった多様なプレーにおける貢献がリーグ全体で認められた栄誉ある賞です。

今後の期待

ゴールデンショルダー受賞という実績を引っ提げ、ジョーンズ リチャード剛選手は静岡ブルーレヴズの中心選手として更なる飛躍が期待されています。チームの勝利に貢献するだけでなく、リーグワンを代表するフランカーの一人として、今後も多くのファンを魅了するプレーを見せてくれることでしょう。彼の今後の活躍から目が離せません。

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