ジョー・ケネディ

ジョー・ケネディ（Joseph Darley Kennedy、1979年5月24日 - 2007年11月23日）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ラ・メサ出身の元プロ野球選手。左投右打の投手として、MLBの複数の球団で活躍しました。愛称は「The Patriarch（家長）」でしたが、これはボストンの名門ケネディ一族の総帥、ジョセフ・P・ケネディにちなんだもので、血縁関係はありません。

経歴

1998年のMLBドラフトで、タンパベイ・デビルレイズ（現：タンパベイ・レイズ）から8巡目（全体252位）で指名されプロ入り。

タンパベイ・デビルレイズ時代
2001年6月6日、トロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビュー。この年は20試合に先発登板。
2002年は、全て先発で30試合に登板し、規定投球回に到達。
2003年は、開幕投手を務めるも、シーズン途中に腕の故障でリリーフに転向。9月10日のブルージェイズ戦でキャリア初のセーブを記録。

コロラド・ロッキーズ時代
2003年12月14日、デビルレイズ、ブルージェイズが絡む三角トレードでコロラド・ロッキーズへ移籍。
2004年は、9勝を挙げ、初めて防御率を3点台とする。
2005年も開幕投手を務めました。

オークランド・アスレチックス時代
2005年7月13日、ジェイ・ウィタシックとのトレードでオークランド・アスレチックスへ移籍。移籍後はリリーフで起用されるも、9月に先発として起用。
2006年は、リリーフとして1年間プレー。
2007年は、先発5番手としてプレーしましたが、6月の時点で1勝止まりでした。

アリゾナ・ダイヤモンドバックス時代
2007年8月4日、ウェイバーでアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍。しかし、8月15日にDFAとなり、その後解雇。

トロント・ブルージェイズ時代
2007年8月28日にブルージェイズとマイナー契約。9月2日にメジャー昇格し、9試合にリリーフで登板。オフにFAとなりました。

2007年11月23日、友人の結婚式で滞在していたフロリダ州ブランドンで急逝。2008年11月15日に、死因は僧帽弁の高血圧性心疾患と発表されました。彼の死を惜しんだアスレチックスとブルージェイズ時代の同僚で、2014年に殿堂入りしたフランク・トーマスは、引退するまでケネディのグラブをロッカーに入れていました。また、当時ボルチモア・オリオールズに所属していたデビルレイズ時代の同僚、オーブリー・ハフは、2008年から背番号をケネディがかつて着用していた17番に変更し、2009年後半のデトロイト・タイガース時代を除いて引退まで背負い続けました。

詳細情報

年度別投手成績は省略。

背番号

50 (2001年)
17 (2002年 - 2003年)
37 (2004年 - 2007年途中)
40 (2007年途中 - 同年途中)
* 46 (2007年途中 - 同年終了)

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