ジョー・メイズ

ジョー・メイズ（Joseph Emerson Mays、1975年12月10日 - ）は、アメリカ合衆国ミシガン州フリント出身の元プロ野球選手。右投げ両打ちの投手として、主にMLBで活躍しました。1920年代に活躍したカール・メイズを祖父に持ちます。

経歴

1994年、シアトル・マリナーズからドラフト6巡目で指名されプロ入り。当初はマリナーズ傘下のマイナーリーグで経験を積みます。1997年にミネソタ・ツインズへ移籍し、1999年4月7日に念願のメジャーデビューを果たしました。

メイズはツインズで頭角を現し、2001年には17勝13敗、防御率3.16という好成績を記録。この活躍が評価され、オールスターゲームに初選出されました。この時期がメイズのキャリアにおけるピークだったと言えるでしょう。

2003年4月8日、ヤンキー・スタジアムでの対ニューヨーク・ヤンキース戦に先発登板。5回裏一死満塁の場面で、松井秀喜選手に決め球のチェンジアップを捉えられ、メジャー初本塁打を浴びました。この一打は、メイズにとっても、松井選手にとっても記憶に残る出来事となりました。

2004年にはトミー・ジョン手術を受け、シーズンを棒に振りました。手術からの復帰を目指し、リハビリに励みます。2005年にはツインズの先発ローテーションに復帰を果たしましたが、シーズン後、カンザスシティ・ロイヤルズへ移籍。

しかし、ロイヤルズでは不調が続き、2006年は開幕から6試合で0勝4敗、防御率10.27と苦しい投球が続きました。同年5月16日にロイヤルズから解雇され、その後シンシナティ・レッズと契約。しかし、かつての輝きを取り戻すことはできませんでした。

2007年2月、ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結びましたが、メジャー昇格は叶わず、現役を引退しました。

ジョー・メイズは、MLBで長く活躍した投手であり、特にミネソタ・ツインズ時代にはエースとしてチームを牽引しました。オールスター出場や松井秀喜選手との対戦など、記憶に残る出来事も多く、ファンに愛された選手でした。

年度別投手成績

（年度別投手成績は省略。外部リンクを参照してください）

外部リンク

選手の通算成績と情報 Baseball-Reference

Fangraphs

The Baseball Cube

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