ジワるDAYS
「ジワるDAYS」(ジワるデイズ)は、
AKB48の55枚目の
シングルとして、
2019年3月13日に
キングレコードからリリースされました。作詞を秋元康が、作曲を吉田司と塚田耕平が手がけたこの楽曲は、アイドルソングの王道を踏襲しつつ、別れの寂しさと新たな旅立ちを祝う気持ちが込められたメッセージソングです。センターは
指原莉乃が務め、この
シングルが
AKB48での最後の選抜入りとなる作品でもあります。
リリース背景
この
シングルは、前作『
NO WAY MAN』からわずか3か月後のリリースとなり、
AKB48の
2019年に発表される初の
シングルでもあります。全7形態でリリースされ、各タイプには異なるカップリングが収録されました。特に
指原莉乃が歌う「私だってアイドル!」は彼女の卒業ソングとなり、ファンにとって特別な意味を持つ楽曲です。
選抜メンバーは合計22名、前作より1名減少しましたが、新たに矢作萌夏が選ばれ、選抜復帰を果たしたメンバーもいます。一方、活動中の
IZ*ONEメンバーや数名の他メンバーは選考から外れており、変化を遂げる
AKB48の姿が反映されています。あわせて、楽曲タイトルへの指原のコメントも話題を呼び、彼女のキャラクターを感じさせる内容となりました。
アートワークとプロモーション
アートワークに関しては、平間至が担当し、ジャケット写真やアーティスト写真において独特な視覚表現がなされています。また、ミュージック・ビデオにおいても彼女らしい華やかさが際立ち、約3,450着の衣装が使われたセットが話題になりました。
「初恋ドア」等、カップリング曲も注目されており、各グループのイメージを反映した衣装デザインとなっています。特に、各メンバーに関連する名言が衣装に飾られるという試みも行われましたが、その内容は限られた視聴者には分かりにくい部分もありました。
発売イベント
発売日の前日には、生放送の音楽番組『うたコン』で初披露が行われ、ファンにとっても特別な瞬間でした。さらに、10年前の
シングル『
10年桜』のリリースイベントが
東京ドームシティで再現されるなど、記念すべき日として盛り上がりました。
「ジワるDAYS」は、
AKB48の歴史の一部としてファンに長く愛される楽曲となり、そのメッセージやプロモーション方法は多くの人々に共感を呼びました。今後も、
AKB48の新たな展開を見守っていきたいところです。