スキマスイッチ 10th Anniversary “Symphonic Sound of SukimaSwitch” THE MOVIE

スキマスイッチ 10th Anniversary “Symphonic Sound of SukimaSwitch” THE MOVIE

『スキマスイッチ 10th Anniversary “Symphonic Sound of SukimaSwitch” THE MOVIE』は、スキマスイッチが2013年12月28日に日本武道館で開催した、結成10周年記念オーケストラコンサートの模様を収めたライブBlu-ray、DVD作品です。

概要

本作は、スキマスイッチの代表曲をオーケストラアレンジで楽しめる、スペシャルなライブ映像作品となっています。初回生産限定盤には、特典ディスクとブックレットが付属し、より深く作品の世界観を堪能できます。

コンサートの裏側

このコンサート実現には、スキマスイッチの常田真太郎と、指揮者の藤野浩一との間に、熱いドラマがありました。公演の4ヶ月前、常田が自身でアレンジした音源を藤野に聴かせたところ、想像以上の厳しい評価を受けます。「まるで音の羅列だ」「アレンジのような物を今すぐやめなさい」と酷評され、大きな挫折感を味わった常田は、音楽の教本を読み込み、アレンジに再挑戦。

しかし、藤野からの赤字修正や叱責は続き、過去の楽曲までも否定されるという、スパルタ指導を受けました。それでも諦めずに努力を重ねた結果、常田は見事にアレンジを完成させ、コンサートは大成功を収めます。終演後、藤野から「よく頑張ったね。この4カ月で学んだ事をさらに磨いていくんだよ。これからは挫折なんかしてるヒマはないんだから」と声をかけられ、常田は涙したと言います。

この藤野を紹介したのは、本公演にも参加したバイオリニストの弦一徹でした。弦一徹は常田に「お前はいいものを持ってるけど、俺がアドバイスしても何もやってこないだろ？だからあの人を紹介したんだ」と語り、常田を鍛え直すために、あえて厳しい意見を言う藤野を紹介した理由を明かしました。

後に、スキマスイッチの楽曲『星のうつわ』のストリングスで参加した際、常田のストリングスアレンジを聴いた藤野は、「今回は直すところなし！」と絶賛したそうです。

収録曲

1. overture
2. ボクノート
3. ガラナ
4. ゴールデンタイムラバー
5. 晴ときどき曇
6. 双星プロローグ
7. Hello Especially
8. 冬の口笛
9. 願い言
10. スカーレット
11. 奏（かなで）
12. view
13. ユリーカ
14. SL9
15. 全力少年
16. 小さな手 -Encore-
17. トラベラーズ・ハイ -Encore-
18. ラストシーン -Encore-

初回特典収録内容

特典ブックレット
特典映像（インタビュー）
* ライブアルバム『スキマスイッチ 10th Anniversary “Symphonic Sound of SukimaSwitch”』との連動特典応募券封入。

この作品は、スキマスイッチの音楽に対する真摯な姿勢と、挑戦し続ける精神を深く感じることができる、貴重な映像作品と言えるでしょう。

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