スタッド・ドゥ・ジュネーヴ

スタッド・ドゥ・ジュネーヴは、スイスのジュネーヴ州ランシーに位置する、サッカーとラグビーに使用される多目的スタジアムです。主に、スイス・スーパーリーグに所属するセルヴェットFCがホームスタジアムとして利用しています。

歴史

スタジアムのこけら落としは2003年に行われました。公式には、2003年4月30日にスイス代表とイタリア代表の親善試合が開催された日が公式な開場日とされています。しかし、それに先立つ3月16日には、セルヴェットFC対BSCヤングボーイズの試合が最初に行われています。

2008年には、UEFA欧州選手権（EURO 2008）のグループAの試合会場の一つとなり、国際的な舞台でもその存在感を示しました。

臨時駅

スタジアムへのアクセスを向上させるため、スイス連邦鉄道は2003年3月16日にスタジアムの裏手（西側）に臨時駅であるジュネーヴ＝スタッド駅を開設しました。国際試合や野外ライブなどのイベント開催時には、ジュネーヴ中央駅（コルナヴァン駅）から臨時列車が運行されます。しかし、セルヴェットFCの通常の試合の際には臨時列車は運行されません。そのため、公共交通機関を利用する場合は、手前のランシー＝ポン＝ルージュ駅またはランシー＝バシェット駅から徒歩、もしくはバスや路面電車などのジュネーヴ公共交通機関を利用することになります。

開催された主な試合

UEFA EURO 2008

アクセス

ランシー＝ポン＝ルージュ駅またはランシー＝バシェット駅から徒歩
* バス、路面電車（ジュネーヴ公共交通機関）

スタッド・ドゥ・ジュネーヴは、サッカーファンにとって重要な場所であるだけでなく、地域のランドマークとしても親しまれています。数々の名勝負が繰り広げられてきたこのスタジアムは、これからも多くの人々に感動と興奮を与え続けることでしょう。

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