スティーブ・ラムジー (アメリカンフットボール)

スティーブ・ラムジー（Stephen Wayne Ramsey, 1948年4月22日 - 1999年10月15日）は、テキサス州ダラス出身のアメリカンフットボール選手でした。彼はNFLのニューオーリンズ・セインツとデンバー・ブロンコスに所属し、クォーターバック（QB）として活躍しました。

大学時代からプロ入りまで

ラムジーは地元の高校を卒業後、北テキサス大学に進学しました。大学時代には、数々のパス記録を塗り替える活躍を見せ、その才能を開花させました。1970年のNFLドラフトでは、ニューオーリンズ・セインツから5巡目で指名を受け、プロの世界へと足を踏み入れました。

NFLでのキャリア

1971年、ラムジーはデンバー・ブロンコスに移籍しました。同年はドン・ホーンと併用され、2人で合計7タッチダウンに対し27インターセプトを喫するという苦しいシーズンとなりました。1972年からはチャーリー・ジョンソンの控えQBを務め、出場機会は限られていました。しかし、1975年からは先発QBの座を掴み、2シーズンに渡ってプレーしました。

ブロンコスにおけるラムジーの通算パスヤードは6,437ヤードで、チーム歴代7位にランクインしています。1976年には自己ベストとなる1,931ヤードを投げ、11タッチダウンを記録しましたが、シーズン終盤にはノリス・ウィーズに先発QBの座を奪われました。

1977年3月、ラムジーは翌年のドラフト権と共に、クレイグ・モートンとのトレードでニューヨーク・ジャイアンツに移籍しました。しかし、ジャイアンツでプレーすることなく現役を引退し、故郷のダラスで中古車ディーラーとして新たなキャリアをスタートさせました。現役通算でのパス成功率は50%を下回っていました。

珍しい記録

ラムジーは、1971年から1973年にかけて、プロ入り後最初の10タッチダウンを全て異なるレシーバーに決めるという珍しい記録を達成しました。この記録は、2024年にドレイク・メイが達成するまで、誰にも破られることはありませんでした。

引退後

引退後は中古車ディーラーとして過ごし、1999年10月15日に41歳で亡くなりました。

外部リンク

通算成績と情報 NFL.com
Pro-Football-Reference （英語）
* スティーブ・ラムジー - IMDb（英語）

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